見出し画像

穂高さん??

先日交換してもらったベッドのシーツが浅くて朝になると、いや厳密に言うと寝ている間にシーツが外れるのが不快だ。
今年は初めて例年と異なる部屋に宿泊していて、このシーツが外れる現象が起こらず、「今までの部屋より快適だな」なんて思っていたのだが、これはどうやらシーツによるらしいということが分かってしまった。早いとこ深いシーツに換えてもらいたい。

ウユニに来て20日になるが、ビジネスの話をするならまったく順調ではない。むしろ悪化の一途をたどっていた。
意気込みとは裏腹に今年は過去最低をマークしている。
何でだ? とか、自信なくなるわ、とかそういう気持ちはとうに過ぎて、これに関しては開きなおっていた。
ビジネスとアートは正反対のところにあると思っていたが、実はそうでもないようで、アートの話をするなら以前ほどの「これだ!」という閃きがないことが今のこの不況を作っていると言えた。

しかし、食べていくためには稼ぎは必要。
緻密に練ったつもりだった料金体系は破綻、いいところはほとんどなかったが、ここから得た教訓とよかったところを残して、以前の料金体系に戻すことにする。

生活は順調、はたから見たら自由気ままな生きかたをしている。
食べものには飽きるが、こうして文章を書ける時間もあるし、何かに追われてるわけでもない。
創作活動をすべきなのだろう、これだけ暇を持て余しているのだから。
いつでもアーティストからはいい刺激を受ける。
おかげで危機感と安心感を得られている。

ここにいて今年「穂高さん?」と言われたのは今日で5人目だ。まったく笑える。わたしをここのボスだと勘違いするわけだ。
ここ「HODAKA」は日本ぽい名前がついているが、れっきとしたボリビア人経営だ。
昨年末に先輩の飲食店を手伝っていたときも、お客さんの態度からわたしをオーナーか何かだと思っている節がうかがえた。年齢だろう、そう見えるのだ。もしくは余程偉そうなのだ。それは自覚していた。

ところで、創作活動に重きを置くとますます仕事はしづらくなる。
今の今ではお金にならないだろう。
しかし、それでいいのかも知れない。その要素がないともう何が何だか分からないではないか。

今日も営業すべきところを上手くできなかった。何を売りたいのか本人が分かっていないのだ。
今年はこれが課題になりそうだ、そしてこれを明確にすることが、今後のわたしの助けになるだろう。

読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。 面白いものが書けるように頑張ります。 読んでくれる人がいることが励みです。活力です。 これからもよろしくお願いします。 もし、サポートしていただけるようでしたら 今後の旅の資金に充てさせていただきます。