見出し画像

コルカタ上陸



カリンポンからシリグリ

  • 1st Rs.250

  • 2nd Rs.200

  • 3rd Rs.160

カリンポンからシリグリへのシェアジープ料金表だ。座席によって料金が設定されているのは初めて見た。わたしはこのほうが余程良心的だと思った。逆になぜ他のところではこれを取りいれないのかと。これなら最前列が一番高いのも納得だし、早い者勝ちで席が決まるとも限らない。
先発の車ではなく、後発の車を予約した。今度も2列目の窓側だ。
朝食を取って戻ると、煙草を吸う暇もなく車は満席になっていた。このルートは人気路線のようだった。
カリンポンからシリグリへは2時間半程度を予想していた。しかし実際には、道路工事と渋滞で4時間近くかかった。
今夜はモータースタンド付近でドミ(ドミトリーのこと)を予約していた。明朝早く飛行機に乗るのでドミでもいいかと思った。ここまでお金を使いすぎている。抑えられるところで抑えたい。

またしても車が到着するところを読み違えた。宿まで200メートル程度のところだと思っていたが、降ろされたところからは3キロもあった。かからなくても済んだ費用だったので歩くことにする。
シリグリまで下りてくるとかなり熱い。汗だくになりながら宿まで歩ききった。


シリグリの宿

ビジネスパートナーだという青年がチェックインに立ちあってくれた。QRコードを読みこんでチェックインする宿はこれが初めてだ。
二段ベッドが4つ並んだ広々とした部屋だった。ゲストはわたし以外にいないようだ。これはラッキーだ。
オーナーらしき男が帰ってきた。これまた青年だった。ふたりとも感じがよくて親切だ。英語も達者だった。きっとふたりとも育ちがいいのだろう。

夜、彼らと散歩に出かけた。マンゴーラッシーを飲みに連れていってくれたのだ。こういうのも久しぶりだった。たいていは煩わしいだけだのだが、彼らは全然そんなことなかった。やはり賢い人は年齢も国籍も関係なく面白い。
彼らはふたりともバイク乗りだと言う。インドという国は、日本のバイクを輸入する場合、関税が125%もかかるらしい。つまり日本で売られている金額の倍以上することになる。だから彼らはバラバラにして部品として輸入したいのだとか。そのほうが税率が低いらしい。バイク好きはインドのバイクでは物足らないようだ。


シリグリからコルカタへの移動手段

シリグリからコルカタへは列車、飛行機の他にバスでも移動できる。わたしはすっかりその方法を見落としていたが、シリグリの街でそのバスを見かけて、バスもありだったなと思った。なぜならそのバスは超VIPバスだったからだ。外から見た2階席でくつろぐ人は、これでもかというほどリラックスしているように見えた。


コルカタ上陸

翌朝早く、トゥクトゥクを呼んでもらい空港へ向かった。
飛行機はインドのLCC スパイスジェットだ。機内は同じ国内のLCC インディゴよりも気持ち広く感じた。今回もわたしは有料で座席を指定していた。閉所恐怖症の旅人はいろいろと面倒だ。

1時間程度でコルカタの空港へ到着した。早い、とにかく飛行機は早い。
コルカタから市内へはバスが出ている。多分これが一番リーズナブルな方法だと思う。国内線のターミナルを出てひたすら右へ歩いていくとバス停がある。わたしはちょうどそこに着いたタイミングでバスがあった。
市内までは1時間強、50ルピーだった。バスはハウラー行でルートが違うようなので、目的地まではまだ距離があったが途中で降りることにした。そこから2キロ、また汗だくになりながら歩いた。コルカタはシリグリよりもさらに暑い。




応援ありがとうございます! なんだかいろんなことやていますけど、今後も写真家として活動し続けられるように頑張ります!!!