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【公立中学校】支援級の授業を見学してきました

小学2年生の息子は、普通級に在籍しながら、週1回通級(通級指導教室・特別支援教室)に通っています。



先日、公立中学校にて、支援級の公開授業があったので見学に行きました。


🏫支援級の子、少ない…?

受付でレジュメをもらいました。
見学先の中学校では、支援級の在籍者数は6名とのこと。

思ったより少ない印象です。

我が家の地域では、支援級は全校設置ではありません。
近隣の小学校から集まるのだから、もっと多いものだと思っていました。

後日、自治体のホームページを確認したところ、見学先の中学校が自治体内で最も在籍者数が少ないことが分かりました。
進学にあたり、支援学校や、私立中学校などの選択をされたご家庭もあることでしょう。

🏫教室の様子

支援級の教室はいちばん奥にありました。
教室に着くと、すでに授業は開始していました。
「早く帰りたい」とあくびをしている子がいます。

見学に来ちゃってごめんよう…🥺

生徒6名に対し、教員2名、介助員1名。
教室には、通常級と同じように多くの机と椅子が設置されていました。
そういうものなのかな?
掃除がめんどくさそう。

どうでもいい感想💦

比較的静かに、授業は進んでいました。

🏫授業の様子

見学した授業は英語です。
生徒はタブレットではなく、手書きのノートを使用していました。
今回がたまたまなのかもしれません。

◆三人称単数現在形(三単現)

さんたんげん!懐かしい響き!
下記のような流れで授業は進んでいきました。

事前に、先生が教室内に三単現の文章が書かれた用紙を貼ります。
(こっそりと)
   ▼
生徒は分担して用紙を探し、文章を書き取ります。
   ▼
全員が書き終わったら、机をグループ形式に変えます。
   ▼
先生が司会役と書記役を指名します。
   ▼
司会役の生徒がひとつずつ内容を確認して、情報を全員に共有します。
   ▼
書記役の生徒はきちんと清書します。
   ▼
先生がスクリーンに回答と清書した用紙を並べて、答え合わせをします。

書き取り時、先生方は生徒の様子を確認し、スペルミスなどないかところどころで声かけしていました。

綴りが難しい単語は、先生が発音と意味を丁寧に教えていました。

◆BINGOタイム

最後は、ビンゴの時間。
前回からの続きのようです。
ひとりずつ順番に単語を言っていきます。

授業内のちょっとしたお遊びにビンゴってあるあるな気がする
(支援級に限らず)

🏫個人的感想

見学時は、1~3年生全員での授業でした。
全学年一緒に学ぶため、上級生にとって物足りない授業にならないかは気になるところです。

三単現は中学1年で習うようなので、1年生には初見でも、2、3年生はすでに学習済なのか…?
そのあたりは見学しただけでは分かりませんでした。

以前に小学校の支援級を見学した際は、1年生だけの授業、低学年の授業、支援級全体の授業、など複数の組み合わせがありました。
複数クラスがある小学校だったので、そのようなことができたのかもしれません。

また、これは支援級に限った話ではありませんが、個々の学習意欲、得意不得意の差がある印象を受けました。
得意な生徒に合わせては授業についていけなくなる生徒もいるでしょうし、反対に不得意な生徒に合わせては物足りなく感じる生徒もいるでしょう。
このバランスがとても難しいと感じました。

息子が中学校に通うのはまだまだ先の話ですが、少しずつ情報収集はしていきたいと思っています。

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