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人生初の沼落ち中の私

先日、人生初のヨントンを経験しました。

ヨントンとはオンラインでアイドルと1対1でお話しできるという夢のイベントのことをいいます。

握手会やサイン会が出来ないコロナ禍で推しに会える数少ないチャンス。

これまで、私は37年生きてきてアイドルにハマった経験は一度もなくジャニーズやモー娘。AKBなども、主要メンバー以外は知らなかったし、好きになったこともなかった。芸能人にハマったこともほとんどなく、好きなドラマで良い役だった俳優ちょっといいなって思うくらいのタイプでした。


BTSに出会って、彼らのパフォーマンスのクオリティの高さに感動して、armyとなり、その流れでBTSを生んだプロデューサーが手がけるオーディション番組にハマり、感動し、そこで勝ち抜き生まれたENHYPENというグループにどっぷりはまり、ENGENE(ENHYPENのファン名)になりました。

そして、彼らにどっぷりハマり、沼落ちしていくこととなるのです。。

まず、アルバム積むということを経験します。積むとは文字通りアルバムをどんどん積むー買うということです。

アルバムは外装が数パターンあり、全パターン欲しくなります。アルバムにはランダムでメンバーのトレカ入り。全部揃えたい。さらにランダムでサイン入りトレカは入ってる。なんとしても欲しい。そして、ヨントンの抽選もアルバムを買うと申し込みができる。ヨントン絶対したい。

買うしかない!

と、とにかく、ファン心理に漬け込む商法なのです。当てたい!トレカ揃えたい!全部欲しい!とおもったら

お金は飛んでいきます。ぶっ飛びます。




そんな経験をいくつも乗り越えて今回ヨントンに当たりました

しかも、推しメン2人、、神は我を見捨てなかった、、!!

たぶん、これが人生のピークだろう

ヨントンでは、推しに言ってもらいたいセリフをお願いしたり、歌を歌ってもらったり、オフレコに話を聞いたりと、好きな推しに直接何かをしてもらうことができるイベントです。

「すきだよ、愛してるよ」などの言葉を推しから頂けたら、天にも昇る思いです。

私も邪な気持ちで推しに行って欲しいセリフを用意しました。

でも、ヨントンを終えた私は、反省と後悔の念に苛まれ、

ヨントンなんてするんじゃなかった、、とさえ思いました。

この気持ちは何なんだ、好きな推しに会えて話せたのに、なぜ?

自分でも分からないモヤモヤがずっと消えません。その晩、寝ることもできませんでした。

自己分析した結果

①失敗を恐れ事前練習を繰り返し、完璧にこなすことばかりに気を取られていた

②推しから何か発する機会を作れなかった

③お願いをするだけになってしまった

④韓国語がうまく伝わらなかった

⑤推しの心からの笑顔を見れなかった

この五つの結論に達しました。

そして、私は、気付きました。

推しに楽しい、嬉しい、良い時間だったと思って欲しい気持ちが1番大きかったんだと。

だいすきだよと言われても、なんか思ってたより心躍らないのは、私が言わせているからで。推しが頑張ってこちらに意図を汲もうと努力している姿を見て、疲れさせてしまったと申し訳なく思ってしまい。私を喜ばせようとしてくれている笑顔や、こちらが指定した愛嬌をしてみらってることも、無理させて申し訳ない!!と、心が痛くなってしまうのです。


そう私は、
推しの心からの笑顔や笑い声を聞きたかった

私の話でケラケラ笑う推しが見たかった。


あぁ私が
お笑い芸人だったら良かったのに。。


推しの笑顔のためなら

私は金も、プライドも恥も捨てられる

…すべったら、ものすごく後悔しそうだけど



今回のヨントンを通して

私はアイドル側の気持ちが何となく分かったような気がします。

彼らは、もの凄い努力をしデビューしました。1日10時間以上のダンス練習、歌唱練習、表現力、表情管理、振る舞い、、

歌番組、バラエティ収録、学校生活、語学の学習、それらが終われば深夜にファンのためにオンラインライブ、空き時間にセルカをファンのために上げる、ファンの書き込みに返信する、、

眠っている時間以外は、ほとんどファンのために生きるのです。


そして、彼らは言います

ファンの方々のおかげで僕たちはいます

ファンの方々が喜んでくれるよう更に良いものを作ります


一緒なんです

彼らもファンのために、必死に努力し

ファンも彼らの笑顔が見たくて頑張る


アイドル事業は単純に商売というくくりだけでなく、お互いがお互いの幸せを願ってる

尊い世界なんだと分かりました。

私は、沼落ちを経験して、これまで知らなかった世界を知り、そこにはこんなに尊い関係性があることを知りました。世界中の人々が互いにこんな関係性になったら、世界平和が実現するとさえ思います。

みなさま、全ての人々に対して沼落ちし、私たち自身も誰かに愛され応援される存在だと認識して、ファンのために頑張っていきましょう。

あなたの身近にファンは必ずいますし、あなたにとってのアイドルも身近にいます。

それはあなたの家族だったり、友人であったり、ペットであったりするかも知れません。

ファンとあなたを大切にして生きていきましょう!





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