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【ワットクローンスワンキーリー・後編】ドヴァーラヴァティー時代の遺跡や博物館、ローカルマーケットまである見所たくさんのタイ寺院

鳥肌モノの古代遺跡を見た後は、寺院併設の博物館とローカルマーケットに行きました。

こちらもなかなか見応え十分。
一ヶ所で半日じっくり楽しめて観光には最高の場所でオススメ!

小さいながらも見応え抜群クーブア博物館

寺院のすぐそばにあるクーブア博物館では、小さいながらもいくつかの出土品や、この地域の名産品の織物の展示などがあります。

入口すぐの壁には多くの人が
戦っているような様子が描かれていました。
髪の毛を持っているから
メートラニーちゃんかしら?
とても美しいです。

木彫りの装飾や、石を穿った浮き彫りの壁面など芸術品と呼ぶに相応しいものばかりで思わず見入ってしまいます。

伝統織物に関する展示が充実

トゥンという魔除けや厄除けの
飾りが吊るしてあります。
綺麗ですねぇ
とても細かい織り模様

さまざまな伝統的な織り模様が展示されているだけではなく、基本的な織物のパターン毎に引き出しに入っており、細かな違いを見ることができます。

ひと部屋まるまる織物の展示!
このようなサンプル棚が
いくつもあります。

このような織物の模様は複雑だったり、金糸や銀糸が多く含まれていると社会的、経済的地位が高いことを示していたそうです。

簡略化されたデザインの花・鳥・動物や、正方形・ダイヤモンド・ジグザグなどのさまざまな幾何学的なモチーフまで、幅広いデザインがあって眼福でした。

ラーチャブリーまで行くのが遠いなぁ、という方にはバンコクでも王宮の入場券で敷地内にある【シリキット女王織物博物館】でタイ国内の織物を見ることが出来ますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

昔の農具や楽器などの展示もあります

漁をするときの道具たち
ピンやケーンなどの伝統楽器も。

昔使われていた農具や漁具、伝統音楽に使われる楽器などの展示もあります。

個人的には、元々ラーチャブリーへはタイ伝統芸能の影絵【ナンヤイ】を見に行こうと思っていたのですが、時間的に難しく諦めていたところ、こちらでも少し影絵の人形が展示されていたのが嬉しかったです。

ダイナミックな
闘うハヌマーンの影絵人形

こじんまりとした清潔なローカルマーケットへ

ローカルマーケットへの入口は
本堂のすぐ隣にあります。

博物館で1時間ほど見学した後は、その隣にあるマーケットへ。

石鹸みたいですが、蝋です。
干支の型押しがしてありました。
弱火で熱せられた釜に
蝋を入れて溶かします。

お寺の敷地内にあるので、入口には入安居に寺院へ奉納するための巨大ろうそく作りマシーンが置いてありました。

入安居が近いこの時期は、どのお寺でもこういう装置があります。
私も20バーツをボックスに入れて、自分の干支のネズミを模った蝋を選んで入れておきました。

夜になったらランタンにも
明かりが付くのかな?
カラフルな傘がたくさん!
フォトスポットのようで
ご家族や若い人がこれを背景に写真を撮っていました。

マーケットの周辺の飾りがとってもカラフルで、カラッと晴れている日だったらもっと綺麗だろうなぁ。

小さな屋台がたくさん並んでいます。
つい買ってしまいそうになった
キッチュなカラーのカゴ
地場産野菜や果物も安い!

小さな市場では食べ物からカラフルなカゴ、もちろん織物や衣服も売っていて、バンコクより少し安く買うことができます。

夕方からはここで伝統芸能の
催しが行われます。

赤絨毯の上には写真にあるような小さなお盆のような台がたくさんならんでいたのですが、夕方には屋台で買った食べ物をここに載せて食べながら、伝統芸能を見ることができるそうです。

うー!見たかった!
次は絶対一泊しよう!と心に決めました。


ラーチャブリー駅から車ですぐのワットクローンスワンキーリー。
半日もりっと観光できてとっても楽しかったです。

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