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【タイは麺天国】麺を制するものはひとり旅を制す!麺類を注文してみよう

タイ料理って美味しいですよね。
パッタイにガパオ、チムチュムにガイヤーン。

他にも色々ありますが、食事を誰かとシェアできないひとり旅で、サラッと食べるにはちょっと胃に重たい。

特にパッガパオは辛さ控えめをお願いしても、火を吹くような辛さの時もあり、私の中では地雷メニューのひとつです。

タイの屋台や食堂で食べるカレーやガパオのタイ料理では唐辛子を少なくしてもらっても辛いことが多いです。
全然辛くないよ!と言われたのに
汗だくになるほど辛かった
パッガパオターレー
(シーフードガパオ炒め)


結果、一番無難な麺類に落ち着いてしまいます。

ですが、タイの麺類は種類がたくさんありますし、特にクイッティアオなど自分好みにオーダーも出来るものが多いです。

ぜひ色んな麺にチャレンジしてみてください。

※今から紹介する会話について、男性はカーをカップに変えて下さい。

麺の種類

屋台で太さの違う麺が並んでいる時は、自分で麺の種類を選べます。

センミー

春雨のような細い米麺です。
素麺のようにサラッと食べたい時におすすめです。

タイの屋台や食堂で食べられる麺料理のうち一番細い米麺をセンレックと呼びます。
春雨のようなセンミー

センレック

平たい中太の米麺です。
クイッティアオの時はこれを頼む方が多いです。
パッタイに使われているのもこの麺です。

タイの屋台や食堂で食べられる麺料理のうち5mm幅程度の平たい米麺をセンレックと呼びます。
中太平麺のセンレック

センヤイ

きしめんのような太さの米麺です。
もちもちとしてとても美味しいですが、汁物よりはパッシーユーなど炒めものに使われることが多いです。

タイの屋台や食堂で食べられる麺料理のうち太く平たい米麺をセンヤイと呼びます。
極太平麺のセンヤイ

バミー

卵麺です。
お店によって丸かったり、平かったり、縮れていたりします。

タイの屋台や食堂で食べられる麺料理のうち卵めんはバミーと呼びます。
ラーメンのような玉子麺・バミー

汁ありか汁なしか

ナーム

汁ありの時は【ナーム】と言います。

ヘーン

汁なしの時は【ヘーン】と言います。
汁なしと言っても、濃いめのスープが少し入っている混ぜ麺なので、食べる時には思いっきりまぜまぜしてください。

普通盛りか大盛りか

だいたいのお店では、何も言わなければ普通盛りが出てきますが、時々気の利く店員さんから量はどうする?と聞かれます。
早口で聞かれると、わー!分からん!とパニックになるので先手を打ちます。

タンマダー

普通盛りです。
タンマダーで日本のタイ料理屋さんの2/3から半分くらいです。

ピセー

大盛りです。
ピセーで日本のタイ料理屋さんくらいの量です。

暑い中、満腹で歩き回るとしんどいのと、オヤツの分もお腹を空けておきたいのでタンマダーしか頼んだことはありません。

注文の仕方

店内で食べられるところにはだいたい写真付きのメニューがあります。

あれば写真を指差して
アオ アンニー カー(これ下さい)
店先の看板やポスターでも大丈夫!
ちゃんとついてきてくれます。

タイの屋台や食堂では垂れ幕に描いてあるメニューの絵を指差して注文できます。
垂れ幕のようなメニューを
指差して注文してもOK

無い時には、メニューがあるか聞きましょう。
コー メヌー ノイ カー?
(メニューありますか?)


他のパターンでは、メニューが書いた紙にチェックを入れて渡す場合もあります。
ここはキリッと、分からん!という顔をしてメニューを指差し。

メニューも無いなら、もうここは賭けです。
もしかしたら出会ったことのない、めっちゃ美味しいご飯に出会えるかもしれません。
ミー アライ ネーナム マイカー?
(おすすめは何ですか?)

店内で食べるかお持ち帰りか

旅行中ならほぼ店内で食べると思いますが、私は夜の街を謳歌しないおばちゃんなので、屋台でパッタイやパッシーユーを持ち帰りにしてホテルで食べることもあります。

タイ旅行中に晩ごはんを外で食べるのが面倒な時は屋台や食堂の料理を持ち帰ってホテルで食べることも多いです。
晩御飯をホテルでゆっくり食べたい時は
持ち帰りにします。

店内で食べたい

店の前にデリバリーのバイクがたくさん待機してると、中に入っていいか、もじもじしてしまいますが、店の中を指差して思い切ってこう言ってみましょう。

ティニーOKカー?
(ここ、OKですか?)


もっと正しい言い方があると思うのですが、通じれば良いのでこれで通してます。

持って帰りたい

グラップ バーン カー
ここで注意したいのは、持ち帰りはおうちに器がある前提なので、汁も全部ビニールに入ってきます。

タイの屋台でよく見かける数種類の具材を選んでご飯にかけてもらうものも、汁気が多いおかずが多いのでお持ち帰りには不向きです。
こういうぶっかけ飯も
旅行者のお持ち帰りには不向き


タイひとり旅を始めて2回目かそれくらいに、私はそれを知らずに、ゲーンキァオワーン(グリーンカレー)を持ち帰りで頼んでしまい、ホテルのコップに汁を少しづついれて食べるという鈍臭い状況になったことがあります。

ですから、汁物以外を持ち帰るようにしましょう。

食べ終わったらお会計

コートーナーカー(すみません)
と店員さんに声をかけて、テーブルの上を人差し指でくるくると回すとお会計の合図です。

値段が分からない時は
タオライカ?(いくらですか?)
と言えば答えてくれます。
数字がよく分からなければメニュー表を見たり、100バーツ出しとけば大丈夫!
100バーツを超える屋台や食堂飯をあまり見たことがありません。

お礼を言ってお店を出る

ろくに言葉も分からないのに、親切にしてくださってありがとう
の気持ちを込めて、満面の笑みで
コックンカー
と言ってお店を出ましょう。
(コップンカーと色んなところで書いてますが、私にはコッ(ぷ)クンカーに聞こえるのでそう言ってます)

麺の注文まとめ

クイッティアオ屋さんで注文してみましょう。

順番は
アオ(下さい)+メニュー名+麺の種類+汁ありかなし+普通盛りか大盛り
です。

クイッティアオをセンレックの汁無し普通盛りで

アオ クイッティアオ センレック ヘーン タンマダー

一度勇気を出して注文してみて下さい。
ゆっくりでも、声調がおかしくても、誰も怒りません。

通じて無事に料理が出てきた時には、やった!とプチ達成感を味わえますよ。

お店の写真を撮る時には

旅行に行くと目にするもの全てが新鮮で、料理だけでなく店内の写真も撮りたいですよね。
豪快に鍋を振ってる所も撮りたくなるかも。

でも、写りたくない人もいるだろうし、撮って欲しくない場所かも知れない。

ちゃんと断ってから撮りましょう!
タイループ ダイマイカ?
(写真を撮ってもいいですか)

これは市場やお寺でも同じこと。
日本にいたって突然スマホ向けて撮られたら嫌ですものね。

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