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【タイ寺院での基本的なマナーとお参りの仕方】お寺に観光に行くなら参拝してしっかりご利益頂いて帰りましょ

2023年6月のタイ旅行では、2022年10月のタイ旅行の際に、学びと気付きを頂いたタイ・バンコクの寺院にお礼参りへ行って来ました。

2022年のタイ旅行で大変お世話になった白い大きな仏舎利塔が立派なタイ・バンコクのドンムアン空港近くにあるワットプラシーマハタートにお礼参りに行きました。
ドンムアン空港近くにある寺院
ワット プラシーマハタート
ウォラマハーウィハーン
にお礼参りに行ってきました。

その時のお話はこちら⬇️

せっかくですので、お礼参りに行ったついでに、これからタイ旅行へ行かれる方のために寺院での服装やマナー、基本的なお参りの仕方をまとめてみました。

タイに行かれるなら、おそらくツアーでもひとり旅でも滞在中、一度は寺院に立ち寄られるでしょう。
せっかく寺院に行かれるのですから、しっかりお参りしてご利益を頂いて帰りましょ

さぁ、私と一緒に順にお参りしてみましょう。

タイ寺院での服装やマナーについて

タイの国教は仏教です。
原始仏教に近い「上座部仏教」を信心する人がほとんどです。
寺院や僧侶、また仏教に関することは非常に厳格でありタイの人々が大切にしているもの
なので、失礼があってはいけません。

タイの寺院内では最低限のマナーを守らないと、現地の方から怒られると同時に、大事にしているものを侮辱したと軽蔑されます。

でもそんなにビビらないで下さいね。
少し気をつけるだけで、ちゃんと予習してきてくれたんだな、とタイの人からも感心されると思います。

仏教祭日にはほとんどの方が
白いトップスを着ています。

①短パン不可+肩が隠れるトップスまたはストール持参
②お寺や仏像に足の裏を向けない
③仏像を背景に変なポーズを取らない
④本堂の一段上がった所や僧侶の座る椅子には登らない
⑤大声ではしゃがない
⑥僧侶には触れない(意図的でなくてもダメ)


これくらいでしょうか。
ラオスあたりだと、もっと厳しくソックスも駄目なことがあるので、事前にしっかり調べていきましょう。

個人的には仏教祭日にお参りする時には白いトップスを着て行ったり、写真撮影だけでなくお参りやタンブン(お賽銭やお供え)もしてほしいな、と思います。

お参りセットを購入

さて、早速タイのお寺でお参りをしてみましょう。

寺院の入口でお参りセットを販売しています。
だいたいは線香3本・ろうそく・花・金箔です。

タイの寺院内でのさまざまな場所で販売しているお参りセットは20バーツの所が多いので、お寺めぐりをされる場合は少し多めに20バーツを持っておくと良いです

タイの寺院でのお参りの方法はまずお寺の入口でお供えセットを買います。通常は黄色い30cmほどの線香3本とお花と黄色いろうそくと金箔が挟まれた紙がセットになっています。
入口でお供えセットを購入。

ろうそくと線香に火をつける

いきなり礼拝堂や本堂には行きません。
まずは入口付近の仏像や高僧にお参りします。

タイの寺院でのお参りの方法は、まず入口付近に並んでいる仏像や高僧の並んだ場所からお参りを始めます。

ろうそくと線香に火をつけて、ろうそく立てにろうそくを立てます。
線香は紙に巻いている場合と、バラで置いてある場合があります。
バラの時は3本取りましょう

タイの寺院でのお参りの方法は蝋燭と線香に火を付けてろうそくをろうそく立てにおきます。
巻いてる紙を付けたまま火を付けると付けやすいです。
火を消す時は線香を振って消してください。
火が付いたら紙を外すといいですよ。

ろうそく立ては日本のように、画鋲のような突起が無いのでろうそくのロウを台に垂らして立てます。
これが難しいのですが、頑張ってみてください!

その後線香と花を合掌した手に挟んでお参りします。
お花をお供えする壺や台があれば、その場所にお供えしてください。
お参りが終わったら、線香は線香立てに立てます。

仏像や高僧に金箔を貼る

お供えセットの中に金箔があったら、金箔まみれになっている像に貼ります。

タイの寺院でのお参りの方法は、お供えセットに入っている金箔を仏像や高僧の像に貼ります。
おばあちゃん、腰に貼ってますね。
腰痛がひどいのかな?

自分が良くなりたいところ、例えば腰痛とか片頭痛が酷いとか、に貼ります。

金箔は紙に挟んであるだけなので、開いて紙に付けたまま、貼りたいところに紙の上からゴシゴシと押し付けるようにすると綺麗に貼れます。

自分の誕生曜日の仏像にお参りする

タイでは自分の生まれた曜日毎に、守ってくれる仏陀が異なります
曜日毎に、色や数字や動物も決まっています。

動画では土曜日から撮ってしまっていて分かりにくかったらごめんなさい。
水曜日生まれはほとんどの寺院で午前と午後に分かれています。

このブログに分かりやすい説明がありますので、ぜひご覧下さい。

忘れちゃった!とか今お寺にいるのに調べてない!という方は全部の曜日をフォローしてくれるブッダもいますのでご安心下さい。
だいたい正面向かって一番左端にいらっしゃる、座って右足に右手を乗せているのが全曜日の仏陀です。

さて、自分の生まれ曜日の守護仏の前にオイルの入った、灯篭の容器があれば、オイルを買って容器に注ぎます。
お金を入れる所がある場合もありますが、そういう場所では自分の心次第の喜捨をしてください。

タイの寺院でのお参りの方法は自分の生まれた曜日毎の小さな仏像の前にある灯籠にオイルを注ぐこともあります。
私は土曜日生まれなので
ナーガに守られたブッダに
お供えしました。

とりあえずはこれでおしまい。

寺院の中にはあちこちにお参りするところがあるので、全部まわってもいいですし、心惹かれるところにだけまわってもいいです。

タイの寺院でのお参りの方法は、水が張られた小さな池のような場所に自分の生まれた曜日の色のろうそくを浮かべることもあります。ろうそくは手のひらサイズのハスの花の形をしており、中心に火を付ける芯が付いています。
誕生曜日色のろうそくを
水の上に置くお供えとかもあります。

礼拝堂や本堂でじっくりお参り

さて入口でお参りを済ませたら、メインブッダのいる場所に行きます。

タイの寺院でのお参りの最後には礼拝堂にある仏像にお参りします。この写真のワット プラシーマハタート ウォラマハーウィハーンという寺院では白い大きな仏舎利塔の中に金色の小ぶりな仏舎利塔が設置されており、それを囲むように仏像が数体あり、そこで健康や幸福をお祈りします。
ワットプラシーマハタート
ウォラマハーウィハーンの
礼拝堂内には小規模な仏舎利塔が立っており
囲むように4ヶ所仏像がいらっしゃいます。

人が少なければ正面に、多ければどこでも大丈夫です。
まずは仏像に3回礼をします。

動画を撮れれば良かったのですが、場所が場所だけにちょっと難しく、つたない説明だけになることをお許し下さい。

正式な礼拝の仕方

座り方は正座でも、横座りでもOK
①胸の真ん中で合掌する。
②合掌した手の親指を眉間に付けるように胸から上げる
③合掌した手を離し肩幅より少し狭いくらいの幅で床につけて深くお辞儀する。
④①から③を3回繰り返す。

略式の礼拝の仕方

座り方は正座でも、横座りでもOK
①深くお辞儀をしたまま親指を眉間に付けるように合掌する。
②お辞儀した姿勢のまま手を肩幅より少し狭いくらいの幅で床につける。
③①と②を繰り返す。

現地の方は略式でされている方が多い印象です。

もう少し現地の方っぽくやってみたいな、という場合は合掌した手のひらをピタッと付けずに、少し浮かすと良いですよ。
蓮の花のつぼみを表しているそうです。

仏教祭日には本堂が空いていることも

私がワットプラシーマハタートウォラマハーウィハーンに行った日は、タイの仏教祭日【ヴィサカブーチャ(仏誕節)】でしたので、本堂は空いていませんでしたが、前回訪問した時には無かった、おそらく本堂内か仏舎利塔内に納められている秘宝が公開されていました。

何も書いて無かったので
何かは分からないのですが
秘宝っぽい。

場所によっては、普段空いていない本堂が空いていることもあるので、礼拝堂と同じように3回礼をしてからお参りします。


僧侶に祈祷してもらう場合は、別途必要なものやお参りの方法があるのですが、まずは基本的なタイ寺院でのお参りの方法について書いてみました。

タイ旅行に行かれた際は、ぜひ寺院をお参りしてご利益に預かってくださいね。

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