「旅をしたい！！！」その理由

はじめに

自己紹介からだいぶ間が空いてからの投稿となりました。
自分の素直な思いが否定されることばかり考えてしまっていたからでした。

しかし「思いを丁寧に伝える挑戦」について読むことで、恐怖心を無くすことができました。
それは『今日、誰のために生きる？』というタイトルの本の中のある章のタイトルでした。日本人なら皆に読んでほしい本なので、ここでお勧めさせてください。

この本は、SHOGENさんというペンキ画家によるエッセイ。
彼がティンガティンガという画法の修行をしたタンザニアでの体験談が綴られているのですが、タンザニアで暮らした村では「日本人の心」がシャーマンによって伝えられていたのです。
その村では、人々は互いを愛し、地球を愛し、生きることを真正面から楽しんでいます。なんと、それは日本人が本来持っていた、自然観や生きる哲学が根付いていたからというのです。
日本人は、本来、他の文化とは違い、虫の音が心地よく聞こえる民族ですが、今では時間に追われ、本当に大切なことを忘れている生活に様変わりしています。
村人から、日本人が虫の声を聞く能力を無くすことが地球の終わりなのだ、と言われているそうで、SHOGENさんは画家として活動しながら、出会う人にこのストーリーを伝えています。YouTubeでも話が聴けるので興味がある方は是非！

今日、誰のために生きる？について

これに勇気づけられ、今こうして、とりあえず湧き上がった思いが消えないうちにパソコンに向き合っています。

---

私の夢

旅をしたい理由に大きく影響している私の究極の夢、それは
生きとし生きるものが「生きてて良かった」と感じる、瞬間ができるだけ多い世界

そのために必要なのは
今、ここに生きる感覚を思い出すこと、足るを知るバランス感覚を思い出すこと、と仮説を立て、茶道を学んでいますが、世界のどこかで誰かが、私の目指す世界に一つのサービスに欠かせないスパイスを握っているのではないか、それを探しに行く冒険に行きたいのです。

また自己紹介でも書いた通り、グローバル・シティズン的感覚が強いこともあり、
日本に留まらず、世界全てを想って、生きていきたいという思いがあります。

思いをより強く共有するため、これまでにどのような道を経てきたのか、紹介させてください。

大学に通ってわかったこと

高校卒業当時、私は社会起業をして、貧困問題、環境問題の解決に取り組む国際的なファッションブランドを創り、パリコレ出場、そして世界を救う！！！と
いう夢を持っていました。
そのために、好きなモノづくりと起業という夢に向けて教養やビジネスノウハウが学べる大学へ進学しました。

しかし、１年で退学しました。
理由は大きく分けて２つ。

１つは、自分の目指す世界平和を実現するには、物質的な消費活動を促進するアパレルビジネスは合っていないと気づいたこと。
社会問題のことを少し学んでみると、過剰生産の問題やそれを良しとしてしまう資本主義の仕組みに気付きました。
他社会や地球の破壊を招く、過剰な消費活動は、本当に大切なこと、に目が向かないような日常の在り方に問題があるのではないか、と考えるようになり、
足るを知る・今を生きる・生きていることの喜びを感じられる、
そんな人の在り方を追求することこそ、私の目指す社会へ近づく道ではないか、と思うようになったのです。

２つ目は、大学という制度に大きく不満があったから。私の理想とする社会、理想とする生き生きとした人生に向けて、知識や実力を蓄える機関ではなく、就職というゴールに向けて仕組み化された「学び」と感じてしまい、自分の身になっていないことに時間を使いつづける日々は葛藤が続き、精神状態も悪くなる一方だったのです。

そうして充実していたけど、どんどん自分らしさから離れてしまっていた大学生活は１年で幕を閉じました。

東京での修行の一年

20歳の1年は、それまで知らなかった４つの世界・業界を覗き見しつつ、一人の人として大きく成長する一年でした。
両親には、スウェーデン留学という目標を口実に退学を納得してもらっていましたが、渡航する5ヶ月の間に4人の師匠と出会い「己華的大学」の設立することに至ったのです。

退学後、留学に向けて、東京でアルバイト三昧の毎日でしたが、
人の意識改革と、アパレルビジネスからの反発心もありクライアントと密接に心を通わせるような職業に興味を持っていた私はご縁に恵まれ、興味に沿った４つの分野の勉強する機会をいただくようになりました。

• 見えない世界の情報も活かしたビジネスコンサルタント

• ウェルネスカウンセリングを提供するコロンビア大学の教授・医者

• 美容系ネットワークビジネス

• 茶道の先生と出会い、そしてサークルの運営　

こうした活動を通して、一気に世界が広がると同時に、痛い経験も多い一年でした。

次は世界へ！

そうした経験を経て、夢に近づくためには、次は日本を出て、実際に自分で世界を知ることが必要だと感じるようになりました。

旅をした先では、何よりも色んな人と出会いたいと思っています。

世界各地に愛する人・ものを見つけたい！

世界各地に自分と分かち合える人、応援し合える人、同じ目線で語れる仲間を創りたい。そしてその人がいる土地だから、そこの土地を自分も気遣い、愛する。
そうして地球を本当の意味で愛せる人になりたいと思うんです。
そうして初めて旅先に訪れた価値が生まれるのと信じています。

そのために人と出会うパイプラインと資金確保は絶対！！！

ということでトークショー？ワークショップ？を各地で開催しながら、仲間のポテンシャルが高い人と出会うきっかけを作っていきたいんです。

内容としては、日本の文化を楽しめたり、自己紹介的な要素があったり、各地のことを自分も学べるような交流もある、そして集まった人たちが
「良い時間だったなぁ」
と思える、ざっくりと書きましたが、そんな会を創りたいんです。
（次回はワークショップについて書こうかな♪）

今回は、私の夢とこれまでの経験、そしてどんな旅がしたいのか、について書いてみました！

声に出すことを恐れず、今後はもっと発信を続けていこうと思いますので、よろしくお願いいたします！