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【デザイン目録】Appleと黄金比

こんばんは、ゆにこーんです🦄✨
今日は終戦記念日ですね。私はこの時期になったらあの曲を思い出します。

「8月15日の午後12時半くらいのこと〜」

そう、”カゲロウデイズ”です。
私がボカロ好きなこともありますが、なんだか8月15日は終戦記念日というよりもカゲロウデイズって感じなのです。(ちなみにカゲロウデイズはどのシリーズか忘れましたが太鼓の達人にも入っていましたね。)

それでは今回の本題に入りましょう!
今回は”Appleと黄金比”についてです。

以前、”黄金比とデザインの関係”で、ロゴに黄金比が使われているよという内容のお話をさせていただきました。その際に「Twitter」のロゴを例にして紹介しました。(↓)

今回はあの有名企業、”Apple”のロゴについてです。
みなさん、"Apple"のロゴはどんなものか知っていますよね?

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これ(↑)ですね!
ちなみにこの画像はネットからとってきたのではなく、自分でデザインソフトを用いて書いたやつです。
(Appleのロゴは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。)

今回Appleのロゴを作成するにあたり、使用する材料(黄金比)は以下の通りです。

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一番大きい円をC1、二番目に大きい円をC2...としていくと、
・C1 → 1個
・C2 → 7個
・C3 → 2個
・C6 → 2個
・螺旋 → 2個

です。ほんとにこれだけでできるの?と思いますよね。
それでは順を追って作っていきましょう!!

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まずはC1を1個使います。こんな感じで中心に配置します。
ロゴの大黒柱みたいな感じですね。ただこの円は直接ロゴを形成するのではなく、次に配置していく円の基準となる役割をしています。

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次にさきほど配置したC1の上下にC2をそれぞれ配置します。
この円はリンゴの上下のへこんでいる部分を形成しています。

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次にC2をこのように配置しましょう。
これはリンゴの葉っぱの部分を形成しています。

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次にまたまたC2を配置します。
リンゴの上の凸部分を形成するために、中心から同じ距離、同じ高さで配置します。

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今度はリンゴのかじられた部分を形成するためにC2を配置します。
C2をたくさん使いましたね!これでC2は最後ですよ。

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さて、次はC3、とその前にC6を配置していきましょう。
最初に配置したC1と同じx座標に中心を持ち、C1の下に揃えるようにC6をひとつ配置します。そしてそのC6の上にぴったりもうひとつのC6を配置します。

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さきほど配置したC6の上のやつと同じy座標の中心であるC3を用意します。x座標は上のC6の左右にぴったりくるようにします。
これで下の凸部分が形成できましたね!

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さて、いよいよ螺旋を使うときが来ました。
この螺旋は円を取り出したときに一緒に取り出せる螺旋です。
(詳しくは"黄金比とデザインの関係"の記事にある黄金長方形を見てください。ちなみにこの螺旋もさきほどの円もひとつの黄金長方形から取り出したものですので、サイズ変更などはしなくて大丈夫です。)
螺旋をリンゴの側面に沿うように配置しましょう。
元の螺旋を少し回転させる必要がありますね。

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さて、いよいよ最後の工程です。先ほどの螺旋とは対称になるように、またまた螺旋を配置します。
これもリンゴの側面を形成しています。

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これが全体図です!
あとはここから必要な箇所を切り取っていくだけです。
そう、あの「キャラパキ解体図鑑チョコ」のように!

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いかがでしたか?
Appleのロゴが黄金比を使って作られているよ〜という話も有名なので知っている方も多いと思いますが、実際にロゴを作ったデザイナーは全く黄金比なんて意識せずにロゴを作ったよって言ってますね。
それにしてもやはり黄金比を用いて作られたロゴは美しいですね。
ロゴが黄金比で作られる過程が美しいので、それを知ると余計美しく感じます。

ちなみに私、現在ロゴを作成する依頼を頂いており、そのロゴも黄金比で作れないか絶賛検討中です。まだ世に出ていないので話せませんが、ある業界でかなり有名な方に、「新しくプロジェクトを開始するのでそのロゴを作って欲しい」と依頼されました。
今後もしそのロゴが世に出たら紹介しますので、そのときに「やっぱり黄金比を使ったのか!」か「全然黄金比使ってねーじゃん!」とツッコミを入れてくださいね。笑

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。✨
それではまた次回お会いしましょう❗️
(最近フォロワーさんの記事をいろいろと拝見させていただいておりますが、めちゃくちゃおもしろいです。記事には「需要ないよな」って書いてあるような個人の話でも、わたしはとても好きです。笑)

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