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1ヶ月前の16Personalities性格診断テストの結果がストンと腹落ちした話

最近SNSでよく見る性格診断テストをやってみたことがあるだろうか。

「私は冒険家でした!」
「巨匠まじか」

と話題になっているアレである。

気になってはいたけれど、沢山の質問に答えなければならないということで少し敬遠していた。


16Personalities性格診断テストとその結果

このテストはYes・No形式で93問の質問に答えると、16あるうちのどの性格タイプかを知ることができる。

今回私は在宅ワーク講座skillme入会にあたり、テストを受けることになった。

でた結果は仲介者(INFP)

このアルファベット4文字は、以下のそれぞれのタイプを組み合わせたものとなっているようだ。

エネルギー    :内向(I)/外交(E)
物事の捉えかた  :感覚(S)/直感(N)
判断       :論理(T)/感情(F)
外界への接しかた :判断(J)/知覚(P)

受けてすぐ結果を読んだ時は、

へ〜私ってこんな感じだっけ〜?
なんとなく合ってるかも〜

といった調子でさらっと目を通しただけで、あまり向き合っていなかった。


アウトプットを意識するようになって1ヶ月。

なんとなく振り返ってみようと思い結果を見直してみると、大きい頷きとともに笑えてきた。

なぜって、1ヶ月前に見た同じ結果のはずが、腹への落ち方がまったく違ったからだ。


まんなか役の人生

私は生きてきて34年、結果の名の通り仲介役をすることが多い。

もともとの性格と看護師という職業柄も相まって、傾聴(けいちょう:耳を傾けて真剣に聴くこと)が得意である。

相手の話を遮ることはしないし、根っからの否定もあまりしない。

否を投げたのは確か、友人がねずみ講の輪を同級生の中で広げようとしていたときと、新婚の幼なじみが奥さんに内緒で付き合いだけの不要な保険に入ろうとしていたときと・・・そのくらいかな。


女子(といってよい年齢かはさておき)って、自分も含め"相談"とは言っても話を聞いてもらうだけで心の平穏がおとずれることも多い。

そんなこともあり昔から相談されやすく、自然とぶつかりやすい友人たち同士の仲介役となることもとても多かった。



テストの結果にはこう書いてあった。

“共感力”という賜物

仲介者は人間性の深みについて心の底から興味があります。

根っから内省的な上に、自分の思考と感情をものすごく的確に把握できる人たちで、周囲の人についても理解を深めたいと強く望みます。

断定的判断を避ける気質があり、また、慈悲深い性分の持ち主で、どんな時でも他の人の話に耳を傾けるでしょう。
「仲介者になぐさめてほしい」と誰かが思っていたり、誰かに心を打ち明けられたりしたら、相手の話を聞き、力になれることを光栄に感じるでしょう。

16personalities 性格タイプ"仲介者"結果より



うん。合っているのではなかろうか。

内省的と書かれていることに改めて気づき、驚く。


ここで内省について触れている。

内省って言葉は知らなかったはずだが、たしかに性質的には持ち合わせていたのかもしれない。と、今なら思う。


仲介者が持つ最大の資質の一つは共感力なのですが、これはマイナスに作用してしまうこともあります。

仲介者は世の苦しみを重圧として抱え、他の人が持つ否定的な考え方や気分を吸収しがちなので、バウンダリーを引くようにしなければ「是正されなければいけない悪が多すぎる…」と感じ、精神的に打ちのめされてしまうでしょう。

16personalities 性格タイプ"仲介者"結果より


・・・う゛っ。

まさにその通りで、どこかで聞いたことがある。

そう。

前回の記事で”近しい人やできごとに感情移入しやすい自分”について書いた。


職場で患者さんの想いの傾聴に努めた日には、自分ごとにしすぎて思い悩んだり、どっと疲れがくる日もあった。


アウトプットを意識するようになり1ヶ月、言語化するうちに目の当たりにして気づいたこと。

私はよくもわるくも、共感力が高い。

共感力の高さゆえ感情移入しやすいのだ。

1ヶ月越しに結果に目を通してみたら、受け取る自分が少しだけ変わったことでストンと腹に落ちた。



バウンダリーとは

ふと、結果の中にあったバウンダリーという言葉に目がとまった。

バウンダリー(boundary)

境界限界限度。

コトバンクより


聞いたことはあったがよく知らず調べてみると、心理学の分野などにおいて人間関係の中で”他者との境界線”という意味合いで大切とされているようだ。

これは子育てにおいても重要らしい。

調べていたら見つけた以下の記事を読んで、日々の子どもたちへの関わりを見直すきっかけにもなった。

他人との線引き・距離感について悩んでいる人、冒頭に出てくるチェック項目に当てはまる人はぜひ読んでみてほしい。


イヤイヤ期まっさかりの息子(2歳8ヶ月)、控え選手の娘(1歳1ヶ月)を育てる母として、心に手を当て、時にチクリとした痛みを感じながら・・あっという間に読了。

「親離れ」「子離れ」

まだまだそんな言葉とはほど遠いフェーズにいると思っていたが、より良いそのための下積みは、まさに今すでに始まっているのだな。



強みだけにするために

もちろん共感力は強みでもあり、生かしていきたい部分である。

相手の考えを汲み取り、寄り添うこと。

人との関わりは好きだし、より良いものにしていきたいという想いは強いほうだ(時に暑苦しいが)。

発想や考えは十人十色、自由であればよいと思っており、相手の考えを尊重することが得意である。


共感力を強みだけにするために、自分と他者との間であいまいになっているバウンダリーを見直す。

すると、共感”しすぎ”を防ぎ、もっと楽に生きられる気がする。

自分にとって、必要な情報を取捨選択していく。

よい意味で都合よく生きていけるようになりたいものだ。


最後まで読んでくれた方の今日が、良い日となりますように。

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