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持っているCDを発売年代別で5枚選んで、勝手に思い出と一緒に振り返ってみる『1990年代』

第2回目のこの企画。
現在所有しているCDの発売年月日でその年を振り返ってみるという単純な内容だ。今回は『1990年代』発売のCDとし、その時のことやCDのことを思い出してみようと思う。

『2013』年を振り返った前回は記事はこちら↓


1990年代の世間の出来事について

1990年代の私の出来事でというと、1994年でこの世に誕生しているのだが、全く記憶がない。覚えている人は幼少期の記憶があると思うが、無い。小学校は満6歳ってことらしいので、幼稚園児時代だ。そう言われるとおぼろげな幼稚園の記憶がある。通学バスに酔ってたし、大体泣いてたし、写真であんまり笑ってなかったなーとか。もう既に楽しくなかったのかもしれない。けれど、もうこの歳になると本当にその記憶が正しかったかわからなくなってくる。でも、全く記憶がないわけではなかった。記憶ってすごい。
Wikipediaを見ると1990年にスーファミが発売されたらしい。CDの売上的には急上昇している年代のようだ。


家にあった1990年代発売のCDリスト

合計19枚。洋楽と邦楽のアーティストの割合は半分ぐらい。

下記が持っているCDを発売日順に並べたリストだ。

  • Van Halen「For Unlawful Carnal Knowledge」91.06.17

  • NIRVANA「NEVERMIND」91.09.24

  • GREEN DAY「Dookie」94.02.01

  • 小沢健二「LIFE」94.08.31

  • THE STONE ROSES「Second Coming」94.12.05

  • Radiohead「the bends」95.03.13

  • Mr.Children「深海」96.05.24

  • CORNELIUS「96/69」96.06.09

  • The Offspring「Ixnay on the Hombre」97.02.04

  • blur「blur」97.02.10

  • The Rolling Stones「Bridges to Babylon」97.09.29

  • エレファントカシマシ「BEST」97.12.01

  • 19「あの青をこえて」98.11.21

  • 19「あの紙ヒコーキ くもり空わって」99.03.20

  • Hi-STANDARD「MAKING THE ROAD」99.06.30

  • 19「音楽」99.07.23

  • THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「RUMBLE」99.08.06

  • 19「すべてへ」99.10.21

  • RAGE AGAINST THE MACHINE「THE BATTLE OF LOS ANGELES」99.11.2

正直、生まれた年が1994年のため、リアルタイムでは聴けていないし当時の記憶も無いのでどんな曲が流行っていたかも体感できず、よくわかっていない。洋楽と邦楽の割合がちょうど半分ぐらいで、洋楽については学生時代にひたすら有名どころを集めて聴きまくっていた。邦楽は家族の影響で19(ジューク)を中学生ぐらいに聴いていたのでその名残と、学生時代にハマったアーティストのアルバムがちらほら。ちなみに80年代のCDは一枚も持っていなかった。ここから5枚を選ぶ。

1.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「RUMBLE」

このアルバムはミッシェルで一番最初に買ったアルバムだ。ミッシェルガンエレファントは4人組のロックバンドで、このCDはバンド初のベストアルバムらしい。何回も聴いた。全曲カッコいい。「キャンディ・ハウス」や「ゲット・アップ・ルーシー」が好きだ。「深く潜れ」も最高だ。演奏したくなるようなギターリフやキレの良いカッティングがたまらなく気持ち良い。

紙ジャケット仕様。
歌詞カードと別にフォトブックが入っている。
CDのデザインもかっこいい。一貫したバンドスタイルがかっこいい。

ミッシェルとの出会いは専門学生時代。周りの人がミッシェル好きな人が多くて聴いてみたらかっこよくて。当時は「世界の終わり」という曲は知っているが他の曲は聴いたことがないぐらいのレベルだった。むしろTheBirthdayやtheHIATUSなどミッシェル解散以降のバンドのほうが知っていたので、歴史を遡っていく感じがワクワクした。映画「青い春」でも曲が使われていて、「赤毛のケリー」とか「ドロップ」とかはそこで知ったな。
周りの影響が大きいけど、もっと早く知っていたらよかったなと後悔。もしギターを始めるきっかけのアーティストがミッシェルだったら今頃カッティングのキレが良くて上手くて最高なギタリストになっていたかもしれない。そのぐらいアベさんのギターは真っ直ぐでかっこいい。日本のロックバンドといえばミッシェル。


2.小沢健二「LIFE」

このCDは社会人になってから買った。フジファブリックが「ぼくらが旅に出る理由」をカバーしていたことや、20年ぶりに出演したMステを見たこともあって、そこから気になって購入。

歌詞カードの写真がほとんどぼやけていて味がある。

「ラブリー」の曲の可愛らしさ、「ぼくらが旅に出る理由」の心が踊るようなワクワク感。そしてMVが良い。歯磨きしてる。なんか、元気になる。
有名な曲は「今夜はブギー・バック」。誰しもが知っている名曲だろう。正直まだ深堀りできていないので、色々他の曲も聴いてみたい。最近の曲も聴いてみたいし、昔の曲も聴きたい。知らないからこそ当時どのぐらいの影響力だったんだろうな、とか考えてしまう。みんなはどこでオザケンに出会うきっかけがあったんだろうか。


3.NIRVANA「NEVERMIND」

めちゃくちゃ王道なので取り上げるか迷ったが、好きなのでいいだろう。有名な曲もあるが全体を通していい曲だらけだ。個人的にはLOWテンションの時に聴くといい。テンションが上がるとかそういう事じゃなくて、一緒に落ちるべきとこまで落ちて付き合ってくれるような。曲は「Lithium」「Breed」が好き。

カート・コバーンは1994.4月(27歳)でこの世を去っているが、私はまだ生まれてすらいなかった。
偉業を成し遂げた人の音楽はまだまだ残り続ける。

いろんなアーティストがカバーしているし、影響を受けているバンドであることには間違いない。「Smells Like Teen Spirit」は今聴き直してもかっこいいなぁ。邦楽が好きな人もマンウィズとかワンオクとかカバーしてるので聴き比べても面白いかもしれない。ちなみにトリビュートアルバムが出ているので洋楽に馴染みがなければトリビュートから聞いてみてもいいかもしれない。


4.19(ジューク)「音楽」

家族の影響で中学の時によく聴いていた。中学生の自分にとって19の歌詞はなかなか面白かった。このアルバムは1枚目のフルアルバムで、どの曲もメンバーの個性が出ていて面白い。フォークデュオはそれぞれの歌のパートがあるのも、聴いていて楽しめる要素だと思うし、率直で素直な作曲者の気持ちがそのまま入っている感じがある。弾き語りの楽譜を買って、ブルースハープとか、初心者用のアコースティックギター買って練習してたな。一緒にコピーしてくれる友達がいたら楽しかったかもな。好きな曲は「ビルはほど遠い街」「三分間日記」。シングルの曲はもちろん好き。

イラストのデザインが可愛らしい。

「あの紙ヒコーキくもり空わって」が演奏されたときに客席から大量の紙ヒコーキが飛んでいるライブ映像を見たことがあるけど、すごくきれいで良い演出だった。

歌詞カードの歌詞も全部手書き。

最近フォークデュオ見かけないな。デュオのグループは沢山いるけども。また時代が来るかもしれない。


5.blur「blur」

blurの5枚目のアルバムで全英1位を記録

blurとの出会いはこれまた専門学校時代で、やたらと洋楽を聴きまくろうと買い漁っていた時代の産物。このアルバムだと「Song2」をよく聴いていた。イントロがかっこいい。他の曲も聴いていて面白い。「M.O.R」とか「You're So Great」とか好き。実験的なリズムやサウンドも面白い。
blurのデーモン・アルバーンは「ゴリラズ」というバーチャル覆面バンドも行っているがそっちもめちゃくちゃかっこいい。色々やってる多彩な人だと思う。


まとめ

90年代のCDでも時代遅れはほとんど無いのではないか?特に古く感じないし、今聴いてもかっこいい。音楽に期限はないと思うと、古い曲でもこれからもずっと色んな人に聴き続けられるんだと思うと感慨深い。ネット環境が整って古い曲もサブスクで聴けて、いつまでも語り継がれる名曲。
果たして今売れているヒットチャートの曲は10年、20年後も名曲としてテレビで特集されるのだろうか。そもそもテレビはまだあるのか。時代によって変わる音楽を楽しむのもいいかもしれない。
ライブのあり方とか楽しみ方とか、色々変わってきているだろうし、この先も変わっていくだろうし、逆に昔のお金があった時代のライブパフォーマンスも振り返ると面白そう、なんてことを思った次第です。いつの時代もアーティストが尊重される時代であってほしいですね。なにもないところから何かを作り出せる人は本当にすごいですから。ではまた。

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