体重を測るのをやめてみた話

1日10回くらいは体重計に乗ってる。今日は朝起きてむくんでるのがわかったし、慢性化している便秘のおかげで絶対思いだろう自信があったので、あ、今日は体重計に乗らんでみようと思った。摂食障害にとって体重計に乗らないというのはかなり困難なことだ。中には乗らない派の人もいるかもしれないけれど、私の知る摂食障害の面々は結構な回数乗ってるし、壊れたりしたら夜中でも買いに行く→これは私

家でゴロゴロする毎日は特に必要なエネルギーなんて考えなくていいし、フラフラして壁にぶつかっても低血糖になっても寝てればいいからよかった。そう、皆がコロナ太りに悩む中、私は人間の入院が必要と言われる低体重を見てみたいと思うようになった。12月~1月、普通の年末年始に加え私は誕生日を迎える為毎年ものすごく肥える。今年は4キロくらいかな?週一通院しているのだが、毎週痩せていく私に主治医は35キロはきらないように気をつけて、腎臓とかに影響出るから、あと飴玉持ち歩いて体がおかしいと思ったら口に入れてと言われた。

結果的に35キロには至らなかった。35キロ台がどうしても見たくて極限まで断食したりしたけれど、反動がひどくて無理だった。二の腕が手でつかめるようになったり、スキニーがスキニーじゃなくなったり、35キロがこの目で見れなかったこと以外大抵の夢は叶えた。しかし既成のサイズの服は着れなくなったし、歳をとると顔からげっそりこけていくらしく、本当に老けた。腕を出すことは恥ずかしくなって、あばらと腕の骨が当たるのが痛くて、普通に8時間も寝ようものなら床ずれのようなものが出来て痛くて目が覚めた。ここまでなってやっと、あ、もう体重減らすの止めた方がよさそうだなと思った。社会復帰にも備えなければ。と。摂食障害の症状がまるでおさまったみたいに言っているが毎晩過食嘔吐は続いている。ただただ朝昼を摂るようにした。朝はプロテイン入りのスムージー、昼はオートミールとプロテイン、おやつにチョコ3粒、夜は過食嘔吐。朝昼を食べ始めるとやはり体重は1,2キロ増えたが、摂食障害にとっての1,2キロは誤差だ。よくある話。ただよくある話のわりにダメージが強い。ダメージというかそれしか考えられなくなる。体重増えた…いやだ…と。人は骨と皮と言っても、皮が肉に思えるから本当に不思議な病気である。

というわけで最近の摂食事情を綴ってみたが、もうここまで頑張って35キロが見れなかったので、あと3,4キロは増やしてもいいかなと思っている。

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