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第95回アカデミー賞でもっとスポットライトを浴びて欲しかった作品・・・

みなさま、お久しぶりです。
3月13日に映画好きが毎年待ち望んでいる祭典
第95回アカデミー賞
が無事終わりました。今年も色々ドラマがありましたね。
どうも、アカデミー賞前日は未鑑賞作品の視聴で徹夜しがち
アカデミーウォッチャー・キミシマです。

さて、まずは授賞式全体の感想を簡単に!
前回の授賞式は賞そのものよりもウィル・スミスの事件の方がニュースになってしまっていましたが、今年はとても平和に終わった印象でした!
司会も経験者であるベテランのジミー・キンメルが安定的で危険なジョークなども飛ばさずに進行してくれたので進行が非常にスムーズ!
受賞結果もアジア人女性初のミシェル・ヨーが主演女優賞を獲ったりと、
歴史的快挙もありとても楽しい授賞式でした。

・・・・ただし!
個人的には
「これ、もっと評価されても良かったんじゃない!?!?」
と思う作品もあったわけです。今回はそんなスポットライトを浴びなかった作品をご紹介出来ればと思います。

バビロン

まだまだ劇場公開中

前回のノート でも軽く触れたのですが、何故か不遇な扱いな今作!

【アカデミー賞結果】
ノミネート:3部門
美術賞・衣装デザイン賞・作曲賞
受賞:なし

なんなら個人的には作品賞やマーゴット・ロビーの主演女優賞、ブラッド・ピットの助演男優賞もノミネートどころか受賞してほしいと思っていたので驚きです!
作品のテーマも黄金時代のハリウッドを扱ったとってもアカデミー賞会員が好きそうな題材なのにまさかの結果です。
逆にまだまだ若い30代のデイミアン・チャゼル監督が映画史を総括するような作品を撮ったから年配の会員たちには印象が良くなかったのでしょうか…?
みなさん、まだ劇場公開中ですので是非映画館で体感してほしい傑作でございます!
豪華絢爛な映像と音楽だけでなく、映画の魔力に魅せられた人物たちのドラマは見応えありです。

フェイブルマンズ

絶賛劇場公開中

ハリウッドの大御所スティーブン・スピルバーグ監督が自分自身の半生を描いた傑作!映画好き・特に彼の監督作が好きな方だったら絶対刺さること間違いなしです。
ノミネートも多かったので何かしら受賞するかと思いきや・・・
【アカデミー賞結果】
ノミネート:7部門!
作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞・脚本賞・作曲賞・美術賞
受賞:なし

まさかの受賞なし!アカデミー会員も
「スピルバーグ先輩、もう充分色んな賞貰ってるし良くない…?」
という心理が働いたんでしょうか?個人的には彼の半生を総括した作品だったので名誉的な意味でも監督賞を上げても良かったんじゃないかな?
と思ってました(笑)

エルヴィス

日本での興行収入は大きく振るわなかったものの、世界的には大ヒット!
さらにアカデミー賞でも多くのノミネートをしただけあり、去年のベストに上げていた自分としては嬉しい限りだったのですが…

【アカデミー賞結果】
ノミネート:8部門!
作品賞・主演男優賞・編集賞・撮影賞・美術賞・音響賞
衣装デザイン賞・メイク&ヘア賞
受賞:なし

なんということでしょう。
ノミネートも多かったので何かしら受賞してくれるだろうと期待していたらまさかの無冠に終わってしまいました…!
オースティン・バトラー自身が歌ってエルヴィスになりきった演技やそれを支えた衣装・メイク、そしてバズ・ラーマン監督お得意のキレッキレな編集など全て受賞してもおかしくないクオリティだったのに…!
本当に映画としては素晴らしい出来なので未見の方は是非ご覧ください。
上記タイトルをクリックすればU-NEXTですぐにご鑑賞いただけます!

最後に

そんなこんなで平和に終わりつつも、あまりにも『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の勢いが強すぎて目立たなかった作品があったのも事実!
皆さん受賞作品だけじゃなくて、ノミネート作品も素晴らしいものが多いので是非見て下さいね!

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