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🐈連載小説/図書館員 布施真理子の日記

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🐈連載小説〈連載中〉自分でも気付かない内に無くなっていた“小説家になりたい”という夢が叶う物語。あらすじ〜女性エッセイストの瀬山くり(女性エッセイスト、作家)の大ファンのフセマリ…
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🐈 図書館員 布施真理子の日記 はじめに

はじめに わたしは作家の瀬山くりさんの大ファンです。それだけです、だとよく判って貰えませ…

36、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

36、 「んー!でももうお昼の時間が終わり!ああ、仕事になんないよ」 佐藤さん、溜息混じり…

🐈 小説 図書館員 布施真理子の日記1〜10まで

2、 嘘みたいなこんな経緯がありまして、わたしは瀬山先生とお会い出来ました。瀬山先生の選…

🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 11〜20まで

11、 「ほらほらほら!だから言ったんだよー!ねー?わたし、言ってみて良かったー!ね?だっ…

🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 21〜30まで

21、 『そうなんだー!マリちゃん、図書館の人なんだー!ワー、すっごいねすっごいね!ねー、…

31、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

31、 わたしの日常が、何かそんな変な風になってしまっています。そんな変な風に変わったのが…

32、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

32、 「そそそ、それはー、でもー、実はー」 言ってしまうんですね。言いたくて。 「…」 佐藤さんの厳しい様な目。例えるなら刑事ドラマで犯人が自白する前の刑事さんみたいな。 「わ、わわわ、わたしー!瀬山くりと会ったんですー!」 わあ、言っちゃいました。 「あらぁ…本当?まあ…」 佐藤さん、驚いています。 「はい。エヘヘ」 他人に言えて、とっても嬉しいです。 「どこで?」 佐藤さん、顔が解れました。ああ、とっても優しい方だなぁ、やっぱり。他人の、何か、自

33、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

33、 「信じられないわ!布施さん!凄い!」 佐藤さん、凄い勢いのヒソヒソ声。 「わたしも…

34、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

34、 「どうしたの?布施さん」 佐藤さん、ちょっと引いてます。 「えっ?えっ?いえ、何で…

35、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

35、 「ししし小説家デビューってそれはー!ちちち違くてー!」 ヤバいです。小説って小説、…