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白Tにデニムが似合う大人になりたい。

要はシンプルに生きるということ。
着飾らず、自然体でありのままの自分が現れている人になりたい。
今の自分は武装している気がする。
いつ、どこから飛んでくるか分からない矢に怯えて。
傷つくことを恐れているんすよね。



昨日読み終わった本はJICA事務所の本棚から借りてきた本なんだけど
「超訳 般若心経  "すべての悩みが小さく見えてくる"」を読んで
仏教ってええなあとしみじみ思った。

ペルーはカトリック信仰者が多くて、クリスマスなんてそれはもう1年間で一番のお祭り騒ぎ。
何ヶ月前から準備しとんねん!ほんで終わったのにいつまでクリスマスやねん!ってなるくらい家の中がオールクリスマス仕様。
日本人の自分から見ると新鮮だった。

町中歩いてても、マリア様(名前忘れた)みたいな女性像があるたびに、みんなキリスト教のお祈りの手の動きをしてる。日系人も。

現地の人にとっては宗教がとても身近だから、話すことに抵抗はない。
ある意味当たり前か。
「日本人は仏教か?」ってもう何回聞かれたことやら。

「特にないよ。」って答えてたけど
「そんなわけないだろー!!!」ってみんな突っ込んでくるから
「仏教かな」って答えるようになってた。

仏壇には手を合わせるし、人が亡くなったらお寺さんに拝んでもらう。
でも自分の中では、それがイコール”仏教信者”に繋がっていなかった。

でも大阪に住んでいる時、思い立って高野山に一人で行ってみたり
京都のお寺に座禅組みに行ってみたり
家族の中でも自分が一番お墓参りにいく。
(ばあさんたちはあんたがお墓参りにきてくれるなら死んでも寂しくないわあってずっと言ってた。あー死んだばあさんに会いたくなってきた。)


というわけで、この本もすんなり自分に入ってきたし(受け止めるのに抵抗がないという意味で)
読んで良かったと思ったと同時に、もっと仏教について知れると面白いなと興味が湧いた。

宗教って聞くと、タブーっぽいげど国が変われば人々にとってもの凄く身近なものになるんだなってペルーでの発見。
中東なんて宗教観で戦争になるくらいだし。自分と違うものを信じている人を排除しようと思うなんて人間しかしないだろう。でも命を落とすくらいなら信仰なんてやめちまえ!とは口が裂けても言えない。

もっと「自分と違うモノを受け入れる」余裕や力がみんなに備わってればいいのに。生まれた瞬間から。

宗教について深く勉強するつもりはないけど、
人々がより生きやすくなるようにって仏陀はじめ歴史の授業で名前を聞いたことのある人たちが生涯かけて考えてくれたものなら、都合よく有り難く享受させて貰えばいいんじゃないかな。







もっとシンプルに。
身につけるものも、毎日使うものも。
思考も。
生き方も。

ハナレグミが心地いい昼。今日もいい一日にする。


#人生 #デニム #仏教 #宗教 #シンプルに生きる #ハナレグミ

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