ENDO(理学療法士)

理学療法士&トレーナーとして、臨床やスポーツ現場で運動や痛みで困っている方の手…

ENDO(理学療法士)

理学療法士&トレーナーとして、臨床やスポーツ現場で運動や痛みで困っている方の手助けができればと思い奮闘しています! 運動療法/機能解剖/運動器エコーなど日々の気づきを情報を発信していきます!

最近の記事

靴選びの考えかた

今回は私の最近まで興味のあった靴選びについてお話したいと思います! 皆さんは普段は靴にこだわりや、選ぶポイントなどはありますか? 恥ずかしながら、私は靴選びについてある程度知識があったのもも、インソールの知識を整理する中で勉強を行っていました。皆様の参考になれば幸いです。 1.靴の構造と部位の名称 2.足にとって良い靴と良くない靴 3.靴の選び方 靴の構造について 大まかに分類すると①〜⑨をアッパー ④と⑤をライニング ⑩〜⑭を靴底(ソール)⑮〜⑰をしん材の4つに分類

    • 膝前面痛に対するセルフトレーニング

      今回は膝前面痛の疼痛(膝蓋下脂肪体:IFP)を軽減する考え方やセルフケアについて考えていきたいと思います。 まず、なぜ膝蓋下脂肪体が疼痛を感じ易いのか簡単に説明します。IFP自体には血管と自由神経終末(痛みを感じ易い神経)が豊富です。名前の由来の通り、脂肪組織であり、形態が変性し易いと言われています。そのため肥厚し硬くなり、膝関節が屈伸した際に膝蓋骨や靭帯組織と摩擦が生じ、疼痛が出現する事が多いです。 膝蓋下脂肪体の疼痛を軽減させる考え方について   〜摩擦を減らす〜①膝

      • 膝蓋下脂肪体について

        膝蓋下脂肪体(上の写真の黄色い場所、エコーでは下の写真の)とは、膝関節痛で疼痛を拾っている組織で第1と言われている組織と言えば、膝蓋下脂肪体だと思います。 膝蓋下脂肪体(IFP)は変形性膝関節症のgradeの程度に関わらず、他の組織より疼痛を感じている組織になります。  以前の記事での膝のアライメントについて紹介しました。アライメントにより脂肪体が動くスペースが狭くなり、膝周囲組織と滑走障害が生じ摩擦が生まれ、膝前面痛を引き起こす事が多いと言われています。 膝蓋下脂

        • 膝関節のアライメント評価について

          はじめに! 痛みや症状に対して治療・施術するに何が痛みを感じているのか、何が原因かを推察する事が非常に大切だと感じています。 これは人に限った事ではないですね✨ 例えば自動車のタイヤのパンクを修理するに際に原因がタイヤだけではなく、シャフトやアライメントに問題があったとします。この状態でタイヤだけ交換した所で、また同じタイヤに負荷がかかりパンクする事が容易に推測されますよね。治療も同じだと考えています。痛い場所をマッサージしても直ぐに症状が戻ってしまうわけです。修理する

        靴選びの考えかた

          自己紹介

          皆さん初めまして!! 私は青森県で理学療法士として整形クリニックに勤務しています。整形領域(機能解剖やエコー)やトレーニング、日々の勉強や臨床での私見をアウトプットしていきたいと思います。それが皆様のお役に立てたら幸いです。  勿論、一般の方にわかり易く、そしてセルフケアに繋がる内容も随時アップしていきますね! なぜアプトプットすることにしたのか・・・・・・ 単純ですが、夢に向けた自己学習のためです。 次回から膝関節の治療の考え方や評価ポイントについて纏めていきます!