靴選びの考えかた

今回は私の最近まで興味のあった靴選びについてお話したいと思います!

皆さんは普段は靴にこだわりや、選ぶポイントなどはありますか?
恥ずかしながら、私は靴選びについてある程度知識があったのもも、インソールの知識を整理する中で勉強を行っていました。皆様の参考になれば幸いです。

1.靴の構造と部位の名称
2.足にとって良い靴と良くない靴
3.靴の選び方


靴の構造について

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大まかに分類すると①〜⑨をアッパー ④と⑤をライニング ⑩〜⑭を靴底(ソール)⑮〜⑰をしん材の4つに分類されます。

足部にとっていい靴と良くない靴とは

良い靴の特徴
・前足部の締める付けがない
・紐やマジックバンドなどで調整ができる
・シャンクが入っている(捻れに強い)
・踵を保持できる月形しんが入っている(踵周りが硬い)
・足趾を保護するための先しんが入っている
・前足部と靴底と、踵の高さが2cm以内

良くない靴の特徴
・軽く、柔らかい
・月形しんが入っていない(踵周りが柔らかい)
・靴底が薄くて硬い
・紐などがなく、前足部が滑る
・脱げやすい
・踵が高すぎる(2㎝以上)


靴選びについて

大切なことはTPOとなります。
これまで靴の構造や良い靴の条件などをお伝えしましたが、重要なのは靴を履く目的が大切となります。例えば靴を脱ぎ剥ぎをメインとするなら、介護者が着脱しやすく機能を有しない靴(スリッパや介護用品)となります。歩行の不安定制や痛いや足部機能を向上させることに趣を置くなら、surface(床面等の環境)を考慮したインソールを含めた微調整も必要となります。

そもそもなぜ靴選びが難しいのか?

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A .足長 B.足囲 C .足幅

靴のJIS規格で日本では足幅(横幅)・足囲(周囲)によりA、B、C、D、E、EE、EEE、EEEE、F、Gとサイズが決められている。私の場合は26.5㎝(足長)のEE(2Eとの記載もあり)となります。

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大切な事は捨て寸という概念です。靴の作り手やメーカーにより捨て寸の規格は異なるため、同じサイズでも足長と横幅が合わないため、靴擦れや違和感が生まれます。

靴の合わせ方 チェックポイント


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 a.①母趾が圧迫されていない②つま先が当たらない③キツい、緩みがない
b.①つま先が当たらない②甲に食い込み、緩みがない③踵に食い込み、余らない
 ④重心が踵に落ちている⑤アーチに合っている

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C.足部の指の曲がり(MTP関節)と↑の部分が合っている


簡単に靴の選び方について簡単に纏めてみました。ご参考して頂ければと幸いです。


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