好きなことを続けていくには覚悟が必要

好きなこと(やりたいことと言い換えても良い)を続けていくには2つの覚悟が必要だと思う。
1つは、好きなこと自体で壁にぶつかった時に乗り越えていく覚悟。
もう1つは、好きなことを続けていくために周辺環境を整える覚悟。



好きなことを見つけるきっかけは様々

そもそも好きなことっていうのはどういう風に見つけるのだろう。
おそらく
やってみて楽しかった。
あの人なんかかっこいいけどこれやってるんだ。じゃあ私もやってみたい。
または
嫌な経験をした時に、私と同じような経験をした人を助けたい。
など様々あると思う。

どちらにせよ、共通しているのは最初は断片的な情報からスタートするということである。
これはその好きなこと自体の情報もそうだし、その好きなことを取り巻いている周辺の情報もそうである。



やっていく内に色んな難しさにぶつかる。

最初は断片的な情報からスタートする。
おそらくその大半は楽しいことで占められると思う。
しかし、続けていく内に壁にぶつかるのである。
その壁は様々で個人的な難しさと他人と比較した時に感じる難しさがあると思う。

個人的な難しさに関しては、そもそも出来ないという難しさである。これは難易度が上がっていくにつれて、こう感じることが段々と増えてくる。
例えば、スポーツにしてもやはり身体能力的な差があってできないこと、学問的なことでは知識的なことでこれらは生じる。

一方で他人と比較した時に感じる難しさに関しては、
自分も出来てはいるけどそれが出来るようになる時間が他人はより速い。
もしくは、同じ事であっても一工夫されており、自分よりも仕上がりが良い。
という状態から感じると思う。

そして、ここで二手にまず分かれるのだと思う。
それでも続けたいと思う
もしくは
自分には向いていないと諦める
のどちらかである。


どちらを選択したとしてもここに良し悪しはないと思う。
なぜなら、世の中には他にも多くのことがあり、その中の1つを続けていくも良しだし、それ以外のことを選択することも良しということ。
全ては自己選択である。
というよりも個人的に思うのは、何事も切り離せない側面があるので、必ず全ての人がどちらも行うのである。比重は違うにせよ。



好きなこと自体で壁にぶつかった時の解決方法は?

話を最初に戻すと、何か好きなことを続けていくためには2つの覚悟が必要で
1つは、好きなこと自体で壁にぶつかった時に乗り越えていく覚悟。
もう1つは、好きなことを続けていくためには周辺環境を整えていく覚悟。
となる。

まずは1つめの覚悟に関して考えたい。

1つめの覚悟で大きな原因となるのは、当たり前だけど「できない」こと。
言い換えると、やり方が分からないこと。
これに付随して生じる問題は調べ方が分からないことである。

これらを改善する方法というのは
①できる方法に気づけるようになるまでとにかく自分でやりまくる
②人に聞く(知人、セミナー)
③教材(本、動画、インターネット)を探す
などがあると思う。

個人的には全部ありだ。
でも、選択は適材適所があると思っている。

まず①に関して
これは運動スキルやそれをするための知識自体はある程度保有している場合に有効だと思う。
運動スキルに関してはまず偶然の成功を得る必要があるためどうしても量をこなす必要がある。
また知識自体を保有しているけどできない場合というのは反復によって新しい切り口を見つける必要がある(視点の変換)と思っている。
これらの場合というのは①は有効だと思う。というよりも、避けられない道だと思う、、
言い換えるとこのフェーズにある時はインプットよりもアウトプットフェーズということだ。

次に②に関して
これは、その道に詳しい人、できる人がいる場合、かつ、その人が教えてくれる人の場合(笑)に有効だと思う。
良くも悪くも人の意見というのは、私見がかなり強い。
ここでややこしくなるのは、その人自身もそれが出来るようになった際に、その理由を全て把握していないということである。
この例としてプロスポーツ選手が全員指導も上手いかという例えがあると思う。
結果を残せること(体現できること)と教えることは全くスキルが異なるという考えに関しては僕は完全に同意である。
プロになっている人がプロになるには?と聞かれてスキル的な話をしたとして、そもそもその人の体格が190cm以上だったらどうだろうか。
もちろんそのスキルに関する考え方の影響も大きいのだろうが、体格の影響もかなり大きそうだ。
つまり、前提条件が異なるのである。
ここで勘違いして欲しくないのは、教えてくれていることが無駄とかそういう話ではないということ。
教えを求めた聞き手側が適切にその情報を吟味する力がある程度必要だということである。
そのため、教えてもらった内容を全て鵜呑みにするのではなくキーワードを押さえることが重要だと思っている。
特にセミナー関連の講師は稼ぐという目的をもっているため、全てを教えてもらおうとすると次のセミナー参加を勧められることも多々ある。
そのためキーワードを押さえるということである。
これに関しては③に続く。

最後に③に関して
教材を探すというのは個人的には最も好きな方法である。
なぜなら、
自分のタイミングで探しにいける。
こちらが適切に選択すれば欲しい情報の一連が綺麗にまとめられている。
何度も見返せる。
などのメリットがあるからである。

逆にデメリットとしては
分からないことに当たった際に追加の情報を自分でさらに探しに行かなければ答えてはくれないということである。
あとは、思っていた情報と異なるということも多々ある。
ある意味ここも量が必要である。
加えて、書籍などの場合は読み終えるまでに時間をかなり要し、自分で噛み砕かないといけないということである。
たいてい1つの書籍で理解できることはあまりない。

そこでキーワードの抽出である。
1つの教材の中でもそうだし、他の教材を含めてもそうだけど、重要な事、その話題の軸となることというのはたいてい何度も出てくるのである。
まずはその頻出語というものを押さえる。
そして、その頻出語を深める、もしくはチャレンジしていくことでその悩んでいたことの大枠を実行できるようになることは多いと思う。

そして、最近はChatGPTが出てきたので、そのキーワードに関して聞いてみるとかなり多くの情報を得る事ができる。
その点も含めて③の学習方法はかなり学びやすくなった。


とまぁ、このような大変さがあると思う。
つまり、各方法にメリットとデメリットが存在し、各フェーズで自分で吟味する労力が求められる。
これらを乗り越えていく覚悟が必要になると思う。
特に、自身の問題提起というかチャレンジがまだ未開の分野であるとなおさらで情報がそもそもないのである。
となると、自分で吟味する時間が多くなるし、手段として①のフェーズ多くなり、進歩がかなりゆっくりになることが想定される。
その中でも諦めずに挑戦し続ける覚悟が必要になると思う。



好きな事を続けていくための周辺環境を整えていく覚悟

前述したように、何をするにしても基本的には壁にぶつかると思う。
その際に、それを乗り越える戦略にしても人に聞いたり、教材を探したり、また学校に行く事もあるかもしれない。

その際に、どうしても必要となるのが時間とお金である。
これらをうまく自身の環境の中に考慮し、サイクルを回し続けることが出来ないとその行動には持続可能性がないということになる。

これは戦略としては
①多く稼いで、その資金を活動に回す
②稼ぎは一定だが、学びの資金を節約する
③いわゆる借金をして後で取り返す(奨学金も含む)
の大きく3つになるのではないかと思う。


僕は下手くそなので、基本的には②の割合を多く選択してしまっている。
これは後悔も含めて思う事だが、若いうち(20代前半)からこのことを理解し、お金の勉強をして、実際に活動をしていくことは大きなアドバンテージになると思う。
(この記事を書こうと思ったきっかけは、ここにある。何かにチャレンジする若者が出来るだけスムーズに学びを進めて欲しい。)
やっぱり先行者利益というものがあるため何かを始めるには早い方が良い。


最近、こういう情報が簡単にYouTubeとかで見れるようになって思うのは、その自分が投資した時間、お金というものがその後どうすれば価値になるかを見越して努力しないといけないということ。
もしそうしなければ、頑張った結果、自分の思ったような成果が得られないことになる。
また別で何かを収入を得て、そのやりたいことのサイクルを回していく必要も出てくる。

そこは戦略で、どっちが良いというのは個人の価値観による部分も大きいのかもしれない。
そうするにしても、その場合は順序が大切で先に多くの資金を得られる環境を作る必要があるかもしれない。(または見込みでそうなれるという部分まで考えておく必要があるかもしれない)

頑張った先に何を得たいのかをよく考えておくことはとても大切だと思う。
他人軸で頑張ることはあまり良くないと思っている。
おそらくですが、その自分のやりたいことには業界があり、その業界それぞれにこうあるべきという理想が掲げられてることが多いと思う。
その理想は個人的に思うのは、「その業界として」という場合に限定されている事が多く、周辺環境まで考慮された理念が掲げられることはほとんどないと思う。
社会は厳しいもので、それに則ろうとしたとしても、もしその人が苦しくなっても助けてはくれない。
全ては自己責任なのである。


だから、自分の好きなことを継続していくためには周辺環境を整える覚悟、言い換えると、その行為に自己責任をもって自立していく(サイクルをどうすれば回し続けられるのかを計画していく)気持ちが必要なのだと思う。
誰かが言ったからやる。
誰かがこうしろと言ったからやる。
ではなく、自分がやりたいと思ったからやる。



覚悟は大事だけど健康がもっと大事。

覚悟をもって取り組むことはとても大切だと思う。
でも、その中で感じる違和感や自分の気持ちというものももっと大切だと思う。

もししんどくなったら離れることも大切。

そうすれば何かは続けられるし、もともと頑張ってた視点というのは中々辞めようと思っても辞めれないものである。
でも、業界が変わることでアウトプットの方法は変わるのである。
だから、自然とこれまでやったことが混ざり合う瞬間が出てくると思う。
だから、それまでやったことは決して無駄にはならない。


自分の身体を大切にしながら、楽しい気持ちで、出来るだけ周辺環境で悩まずに、皆んながスムーズに自分の目標を達成して欲しいと思う。
僕が感じたこうしておけば良かったという部分ややってみて分かったことがその人たちに先に情報として共有できて、役に立てていると嬉しい。


皆んなで頑張りましょう。

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,344件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?