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37. 上海で(その1:街を歩いてみると)

今までのヨーロッパから打って変わって、これからしばらくは近隣の国々に行った時のお話を。
かなり昔のこともあり、その時のメモを頼りに書いていきますが、改めてずいぶん様変わりしていることも多いですねぇ。

ここ20年くらいの間で中国には何度か出張で行ったことが有るのですが、直近では上海に、と言ってもコロナ前2015年から2019年の間のお話ですが。
また、例によって展示会や仕事の間をぬっての外出なので、特に観光に出かけたわけでもなく。
 
街の中心には大きなモールもあり、日本やその他アジアの大都市とあまり変わらない印象です。

ホテルの窓から撮ったのですが、集合住宅の形に特徴がありますね

車で移動する時に車窓から見える景色は商業施設やマンションが多く、中でもイルミネーションがきらびやかな夜景はむしろ一番近代的な感じがします。

多くのビルが全体をイルミネーションにしているので夜景は壮観ですね

ただ、どのマンションもエアコンの室外機が金網で設置されているのと、洗濯物を長い物干しざおで窓から出しているのはユニークですね。

これも中国ならではの光景なのでしょうが、日本の集合住宅では組合規定でNGですよね

食事などで外出する時に街を歩くとやはり古い建物が残っている住宅街などは独特の雰囲気があります。

古くからの住宅街はこんな感じで、道路から仕切られた区画にあるようです。
これは2015年に初めて行ったときに撮った一枚。ホテルの隣が映画館でした。
流石に写真があるので何の映画だかはわかりますが、「戦」の字が違うので、漢字だけだときっと何だかはわからないですね

街路樹も日本とは全く違った格好で、どちらかというとホラー系の映画に出てくる系統に感じてしまうのですが、このとき食事の帰りで一緒に歩いていた韓国の同僚は、
“These trees remind me my hometown.”
(実家を思い出しちゃうなぁ。)と言ってました。

改めて韓国はユーラシア大陸の一部なんだなぁ、と思った次第。
彼に向って、ホラー映画とか言わなくて良かった。 

どうしても木の形がねぇ。
夜間に一人で歩いていると、ちょっと怖い感じがしました

その時宿泊したホテルのそばに大学がり、一度食事に行く際に中を通ったことが有るのですが、その名前が「交通大学」。

かなり大きなキャンパスの中を歩いていると、構内に大学の名前入りのバスが十数台が停まっていました。
なので、てっきりこれは交通関係の特別な大学かと思ったら、名前に使われている「交通」とは単なるシンボルみたいなものらしく、学校自体は理工系、医学系が有名で国内でもかなり上位のランクとのことでした。

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