だから、あなたも生きぬいて

2021/10/12

こんばんは。

もぐもぐハリネズミです🦔

目まぐるしく過ぎていく日々、

しばしの間noteをお休みしています。

が。

久々にちょっとだけ。

昔を思い出しました。回想録。

それは、ふとした会話から。

『どうして、そんなに変わったのですか？きっかけがあったのですか？』

『荒れてた時に、たまたま読んだ本があったんです。』

――――だから、あなたも生きぬいて―――― 

小学生の頃に読んだ本があります。

どうやって出会ったのか、忘れました。

親が、読んでいたのかな？

インパクトのある題名に、

きっと当時から本が好きだった私は、

勝手に読んだのだと思います。

『だから、あなたも生きぬいて』（大平　光代）：講談社青い鳥文庫　製品詳細　講談社BOOK倶楽部

急遽決めた中学受験。

よくわかっていないイベント。

でも、ちょうどその折に読んだこの本。

まったくついていけない受験勉強をしながら、

『弁護士になりたい。そのためには勉強が必要だ。』

そんな風に思った自分がいました。

難関司法試験に、中卒から一発合格した著者。

苦手な早起きをして、中学の基礎の英語から勉強したという。

だから、出遅れた受験勉強、

泣きながら勉強したし、

絶対できるようになるはずと思っていました。

信じられないスピードで成績は上がり、

塾の先生も驚く志望校合格。

は、この本のおかげも大きかった。

結局は、中学時代に勉強からふいに興味がなくなり、

めんどくさい病の時期があり、

やりたいことを仕事にして日々充実している今があります。

でも、自分に、

『人はいつからでも変われる。強い意志があれば。』

『自分は誰かの愛を受けて生きている。だから生きなきゃいけない。』

そんなことを教えてくれた大切な本です。

いつも本棚にあったその本。

初めて、読んだという人に会いました。

その方も、この本で人生を変えた方でした。

私なんかよりも、もっと大きく。

もっと、実践的に。

同じ本をきっかけに、

大なり小なり人生を変えたということに、不思議な縁を感じました。

今日、またこの本を久しぶりに読み返しました。

だくだく、涙を流し、目を腫らしながら。

立ち止まって、今の自分を客観的に見てみよう。

今できることを後回しにしていないか。

やりたいことを諦めていないか。

大切な人に感謝を伝えているか。

悔いなき人生を生きているか？

覚書でした。

【今日の幸せ】

大切な思い出の本を思い出す機会を得た。

読み返すことでないがしろにしていたことを再確認した。