バーガーキングで真っ白な中華バーガーを食べてみた!
バーガーキング(BK)の変わり種メニューといえば、日本の黒いバーガーなどを思い浮かべます。
海外のBKのキャンペーン・メニューと比べてみると日本のBKが「ビックリ」のダントツ。そんな日本のBKにインスパイアされたのか、ここスペインでも「びっくり」バーガーが出現しました。
その名もドラゴン・ダブル・チーズバーガーとドラゴン・クリスピー・チキン。
何と「カンフー・パンダ4」の映画の公開を記念したタイアップで、中華風バーガー。パンダのように白いバンズはスペインでBaoと呼ばれる肉まんなどを包む包子。そしてソースは醤油風味のマヨネーズ。具のチキンやパティはBKのスタンダードなバーガーの具だそう。
日本のバーガーチェーンならともかく、欧米の大手バーガーチェーンの中華風バーガーは恐らく美味しくないだろうなと思いましたが、気になったので試してみることにしました。
早速行ってみるとあるある!
ドラゴン・ダブル・チーズバーガーをトライ。美味しくないことを予想して2人でシェアしました。ラージのセットで9.49ユーロほど。円安でびっくりの1,530円です!
包装を開けて見ると、真っ白のバンズ!そして思ったよりもペラペラな肉。
ダブル・バーガーということでしたが、随分薄くて1枚しか見えません。一枚足りないと思いカウンターに行くと、「2枚です」ということ。
よくよく見ると確かに2枚でした…マックのチーズバーガーもびっくりの薄さ!チェダーチーズにピクルス1枚、醤油マヨは端っこの方にちょこっとかけてあります。
食べてみると、バンズはテクスチャも味も普通のバンズと中華の包子の中間くらい。肉まんの皮のようなエアリーなふんわり感はなく、結構極めが細かくぎっしり。食感は柔らかく、硬めのパティとの相性はイマイチ。もう少し肉がジューシーで柔らかければ良いバランスになると思います。
ソースはそんなに悪くはなく、醤油の風味が控えめで量も少ないので許容範囲。べっとり塗られていなくて良かったです。チキンだったらスイートチリ・ソースの方が合いそう。
バーガーチェーンは本場で美味しくても海外だと美味しくないということが多く、BKもアメリカのパティはもっと美味しかったと記憶しています。スペインは牛が美味しくないことが多く、今回のパティは固くパサパサしていて残念でした。
白い中華まん風のバーガーというアイディアは悪くないのですが、味はイマイチでビックリ価格(欧州はバーガーチェーンはどこも価格設定が高め)。どんな変わり種のバーガーが出てきてもしばらく試すことはなさそうです。
ちなみに変わり種では去年トルコのマックでキョフテ・バーガーを試しています。
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