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デジタルノマドに人気の大学街ルーマニアのクルジュ・ナポカ

バルセロナからフェリーを駆使して、イタリア、ギリシャ、トルコ、ブルガリア、ルーマニアと周ってきました。


どこからバルセロナに帰国するかという問題?

今回の旅行で飛行機を使うのはバルセロナに帰る時だけと決めていて、どこから帰るか旅行中に考えていました。ルーマニアの後もハンガリーなどに行くか、それともルーマニアから帰るか迷いましたが、さすがに旅も長くなり疲労がたまっていたためルーマニアから帰ることにしました。

そもそもルーマニアまでやってきたのは、私が訪れたことがなかったからということと、もう一つがバルセロナへの直行便がある町が多いから。調べてみると首都ブカレストのほかに、ティミショアラ、クルジュ・ナポカ、ヤシから直行便が出ていました。本来はハンガリーの国境に近いティミショアラまで行きたかったのですが、かなり交通の便が悪く飛行機代も高めだったのでクルジュ・ナポカから帰ることにしました。航空券を購入したのは4-5日前。

電車の便があまり良くないので、前回のシビウからクルジュ・ナポカまでバスで向かいました。

クルジュ・ナポカについて

クルジュ・ナポカ(Cluj-Napoca)は、首都のブカレスト、ヤシに続く、ルーマニア第三の都市。ルーマニア最大の大学であるバベシュ・ボーヤイ大学を初め、多数の国立・私立がある大学の町として知られています。

また、最近では高速のインターネット接続や多くの無料WIFIポイント、そしてスタートアップ企業が多いことなどからデジタル・ノマドに人気の町だそうです。町の通りにあるベンチにUSBチャージャーがあり驚きました。そしてテク関連と思われるアメリカ人がたくさんいました。

クルジュ・ナポカのまち歩き

そんなクルジュ・ナポカの街歩きです。それほど有名な観光スポットもなく、旅行の最終日なのでぶらぶらして過ごします。

街の中心の広場に行くと立派な聖ミカエル教会。ドイツ系の人々が建てたゴシック様式のカトリックの教会です。正面にはかなり立派なハンガリー王のマーチャーシュ一世の像。

周辺の建物は豪華絢爛なものが多く素晴らしいです。

大きな建物が並ぶAvram Iancu広場には一際目立つ、正教会の大聖堂。

左は裁判所、右はオペラハウス。ピンク色の裁判所はなかなかない気がします。

市の中心の大通りはどこも立派な建物ばかり。

15世紀に建てられたテイラー要塞。

要塞は現在でも残っているのはこの部分だけのよう。

旧市街の細い道に入ると別世界です。

ここだけ見るとスペインと言われても分からないです。

大学が休みに入っていたせいかどこも随分静かでした。

市民の憩いの場、中央公園。きれいに手入れされて景観が素晴らしいです。

趣のあるガゼボ。

カラフルな白鳥のボートが並ぶボートハウス。乗りたかったのですが、かなり暑かったので断念。

旧市街の一角はバーやレストランが並び夜はいい雰囲気です。

電球が掲げてあるだけで随分良い雰囲気になります。

この辺りにあるバーに一軒行ったのですが、なかなか面白かったので次回お伝えします。

帰国の途へ

翌日、クルジュ・ナポカの空港は街中からバスですぐで便利でしたが、小さい空港なので遅延する便のおかげでゲートがパンク状態。イギリス便が多い様でした。

ハンガリーのLCC、WizzAirで帰ります。

数時間であっという間にバルセロナに到着。やはりヨーロッパ内はどこも近いなと実感しました。

まだルーマニアも含め今回の旅行で書きたいことは残っているので単発的に書く予定ですが、旅行記としてはこの記事ともう一つクルジュ・ナポカで行ったバーで終わりです。

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