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ばっくとぅーざ東北
なんとか学校生活を始めたわたし、その後クラスメイトとは可もなく不可もなく過ごしていたようで、特にこれと言って思い出す事もありません。
近所で遊んでもらった友達や北海道では雪まつりやクマ牧場などに連れて行ったもらった記憶がかすかに残っています。
この頃私は、やはり人に対して積極的にはなれず自分から話しかけたりするのは苦手な子供でした。
そして北海道にきて2年ぐらいでしょうか、またもや転機が訪れます。
学校に慣れたか慣れないかのタイミングで、小学1年生にして転校となるのです。
理由は、分かりません⁇
母親からは母親の実家に帰ることになったと聞きました。
理由はよく分からないが、母親の実家へ戻る。
私の頭は、またもや ???
周りのクラスメートに、転校する事を伝えると転校前に手紙をもらいました。
女の子からもらったはじめての手紙です。
勝手にラブレターのような感じで、捉えてましたが、
今思えば
「転校しても忘れないで、新しいところでも頑張って!」
程度の話です。
この頃すでに勘違いをしていた気がします。
まぁ、今でもあまり変わりはないのですが…
そしていざ、東北の地へ北海道からフェリー⛴️で向かうのです。
行きもフェリーでしたが、帰りもフェリー。
この船旅は、とても好きでした。
昭和50年代のフェリーですが、以前に私が島までで乗っていた船とはスケールが違い、とても雄大でタイタニックくらいの豪華客船のイメージでした。
船内にゲームや自動販売機やお店などなど、とても新鮮で甲板から見る海、潮の香り、朝焼けや夕焼けの壮大な景色がとても好きでした。
夜に乗船し、翌日の午前中には到着する。
今では、他の交通手段で早く着くのでしょうが、このゆったりとした時間の流れと船内の雰囲気が未だに忘れられません。
いつかまた船旅をしたいと思う原点です。
そして船は、到着し母の実家近くに借りた借家での新生活が始まるのでした。
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