無効票のススメ
衆院選真っ只中ですが、私は用事があるので期日前投票に行って来ました。
と言っても、私は数年前からずっと「無効票」を出しています。
とてもではありませんが、現有政党を支持する気になれないからです。
ですので、投票用紙には「競馬の予想」を書いています。
これは私なりの有意義な「主権の行使」です。
20代の若い人たちに「選挙に行ったのか?」と聞いてみると、大半が「行ってない」と答えます。
ではなぜ行かないのかと尋ねると、「誰がいいのかわからない」「政治のことを知らない、興味ない」と返事が返って来ます。
それでいいと思います。
政治に詳しければ偉い、なんてことは断じてありません。
投票所に行って「知らない」「わからない」と、そのままの気持ちを書けば良いのです。
日本の政治家は、選挙に受からなければ何もできません。
なのでどうしても、「選挙に来てくれる人のための政治」になってしまいます。
今日も投票所には多くの人が来ていましたが、20代の姿は見当たりませんでした。
投票所に行かなければ、「政治のことがわからない」という言葉さえ届かないのです。
ですが無効票をだせば、投票率に反映されます。
私の場合、30代の男性が無効票を出した、という結果が残ります。
若い世代の無効票が増えていくと、政治家も無視できなくなるはずです。
「彼らが票を入れてくれるには、どのような政策が良いか」を考えるはずです。
みなさん、ぜひ無効票を出してください。
好きなアイドルや俳優の名前でもなんでも書けばいいと思います。
「政治のことなんて知らない」をみんなで堂々と表明する事から、国は動き始めます。