対機説法とカウンセリング
仏教では、
相手の能力や状況などに応じて教えを伝えていく「対機説法」というものがあります。
例えば、富士山を目指すのに
「関東の方には西に行け」
「関西の方には東に行け」
と伝えるのです。
言葉だけでは、互いに矛盾する点が起こることもあるでしょう。
お釈迦様は相手に合わせて説法を変えていたのです。
現代でのカウンセリングも個性を尊重し、
互いに調和できる環境を整えることも必要です。
経典には
「青色青光(しょうしきしょうこう)
黄色黄光(おうしきおうこう)
赤色赤光(しゃくしきしゃっこう)
白色白光(びゃくしきびゃっこう)」という一節があります。
これは「青い花はあるがまま青く光ればよい」という意味合いがあり、
つまり、人は自分のあるがままの状態で存在感を放てばいいと語っています。
同時に、それぞれが個性を発揮し、そのうえで調和する状態が理想だと教えているのです。
個人が1つの色に染まる必要はなく
青く光る方も黄色く光る方もいていいし、彼らを調和させることで理想的な調和を生み出すことができるのかもしれないですね。
そんなカウンセリングをしていきましょう。
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