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AudioBookなるもの

Amazonでしきりに宣伝してくるAudioBook。興味本位で始めてみたわけです。

耳で本を読むなんてできるのかなとか、何かしながら本を読むなんてできっこない、と始める前からいろいろと言い訳を並べていたわけですが。

結論からすると、案外新鮮で楽しいじゃないとなりました。

しかし、聞きながら何かほかのことをすると、耳がBGMモードに入るようで内容が頭に全く入って来ず、結局は手を止めて空を見つめながら聞くという、冊子を読むとほぼ変わらないスタイルでの形のため、今後は冊子だな。。という時代に乗り損ねた感は否めません。

ちなみに選んだ本は


大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした / クウベル著,藤田麗子訳 ダイヤモンド社


表紙のトラの絵がかわいくて。というのもあるが、内容もとても気になったので。

私自身も大丈夫じゃないふりをしてしまうので、中身は気になるところ。

いい声だな。と驚きから始まり、ソファの上で聴き始めた。

目次の並びからもうほんとそれながほとんどだ。

再生時間は2時間半ほど。1日で終わるじゃんと思ったが意外とそうもいかなかった。

どうも、まだ耳で”本を読む”ということに慣れていない(これには訓練が必要だと痛感した)私はどうしても途中で聞き流してしまうところがあった。そこを巻き戻して聴き直すを繰り返していると1日なんてあっという間に終わってしまった。

そして、人には集中力というものがある。いかんせん人よりも集中力の乏しい私は途中で何度も中断してしまった。

生活の中で何時が一番集中して内容を聞いていられるかを考えたところ、眠る前の数時間が一番集中していた。しかし、この時間帯には難点がある。すぐ眠ってしまうという点だ(当たり前だ)。そんなすぐには眠りにつかないぜ、といった眠れない夜はいいかもしれないが、目をつむって音に耳を傾けると気づかないうちに眠っている。そしてどこから聞いていないのかがわからなくなる。

そんな難点もあり買い物中歩きながら聴いてみたが、人がいると気が散ってしまい全然入ってこなかった。アプリの機能でドライブモードのボタンがあり、確かに運転中は楽しいかもとも思ったが、思いのほか読書中は集中力が必要という点を考えると(個人差あり)、怖くてできなかった。

結局家で落ち着いて読むに限るとなったわけだが、残念ながらいまだに読み(聴き)終えていない。ここまでを考えると、私の場合、紙媒体で読む時となんら変わらない環境が必要だ。まだラジオのほうがすんなり頭のに入ってくる。

集中して耳で読書をすることは難しい。目で読書をするよりも耳で読書をするほうがはるかに難易度が高いし、きっと脳みそもフル回転だ。今日は入浴中に聴くことにしよう。

軽い気持ちで始めたわけだが、これはなかなか簡単には使いこなせないかもれない。そうだな、まずは読書の時間を作ることから始めてみよう。


おしまい

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