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仕事ができる・できないの考え方(転職して思うことpart1)

みなさんは仕事ができる人とできない人の違いを考えたことがあるでしょうか。

私は昔は仕事ができない人だと思っていました。
特に新卒で金融業界に入った時に仕事ができない自分に失望しました。

では何を持って仕事ができないと考えていたのでしょうか。
その頃は、ミスばかりで怒られていたり、失敗を恐れての業務が遅いの二つが主な要因であると思います。そして特別秀でた強みが無かったのも大きいと思います。

前述した二つの要因に悩むことは誰しもが通る道であると思います。怒られる対象ができなくて当たり前のことで、それに耐えて、自分なりに改善策を打ち出して、誰もが成長していくので、差はあるものの時間と回数で誰しもがその悩みを少しずつ減らしていくことができるでしょう。 

問題は二つ目の強みがないということです。
これはやっかいで、強みがないということはプラス値がないだけであって決してマイナスではないのです。
しかし、強みを活かして活躍する人は、仕事ができると言われることが多いはずです。

初めから強みを活かせる仕事に出会うことは本当に少ないと思いますが、強みとはどんな小さなことでも大きく活かせる場合もあります。

英語ができる人は英語を使う職につくと強みとして生かすことができるのでしょうが、工場で仕分けをする人が英語ができても強みとしては活かすことはできません。

工場で仕分けする人にとって逆に英語ができなくて困ることはないのです。なので英語ができない=強みがなく仕事ができないとはならないのです。

でもこの社会では強みがないと人と比べられて秀でる人からすればマイナス、つまり仕事ができない人と見做されます。

強みがないことは決してマイナス要因ではないのに、結果としてマイナス思考、評価対象、自己肯定感の低さにつながってしまうのです。

では転職した今の自分はどう思っているのか。

もちろん仕事ができる!と言い切ることはできません。苦手なこともたくさんありますが、人より秀でている点を見つけることができたのが大きく、適材適所という言葉である程度の納得はしています。

同じ部署の経験も年も上の人には営業力や思考、コミュニケーション能力は敵いません。しかし、事務的な能力は自分の方が秀でていると思えるところもあります。慎重ゆえにミスをしない、細かく任された仕事は覚えていて処理し忘れることも少ないです。

このように他では敵わなくてもなにか強みがあるのでそれを発揮できる環境、それを認めてくれる会社に勤め、自己肯定を高めることが自信につながり、仕事ができる、この点は誰々さんに任せておいたら大丈夫と言ってもらえるようになるでしょう。

転職して思うことPart 2に続く。

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