20240730 Ankara アナトリア文明博物館→Eskişehir
今日はまずアンカラに寄った目的であるアナトリア文明博物館に行く。
チェックアウトをして、荷物を預けて徒歩で向かう。どんどん坂を登って行くと、あたりは衣料品市場らしく、スカーフから衣類、寝具などのお店が軒を連ねている。
15分ほどで到着。入場料は外国人料金があり、12ユーロとなかなかいいお値段ですが、中の展示がめちゃ充実なので払う価値はある。
8000年も前から入れ代わり立ち代わり人類が住んでいる地域…何層にも遺跡が重なっているから発掘も大変だろうなぁ。
先史時代が充実しまくりで、もはやヒッタイトとか現代に近いくらいの時代に感じる。
見ているときに珍しく一人旅の日本人のおじさまとすれ違ったので、ぼちぼちお話ししたりして、見て回る。
石、青銅器、金、鉄、陶器、木などなどいろんな素材が出てきてはどんどん洗練されていく。人口の多さと他地域との交流が盛んだったのかなぁと思う。
コロコロスタンプみたいな印章の柄も細かくて、契約の必要性と有効性が確立されているのを感じる。
楔型文字って思ったより小さいしびっっしりだから老眼にはきつそうだなぁ…
この辺のエリアの話は来る前にカッパドキアのときにも触れた大村先生の本でさらっただけなので知識はふわっとしています。
ローマが来ちゃうと全部ローマ味が付くのはどこも一緒なのがローマの恐ろしいところだと思う。
ゆっくり一通り見て、展示室をでたらさっきのおじさまがおられたのでベンチでしばらくお話。遺跡が好きで地中海沿岸〜中東エリアにたくさん行っているそうで、この3月にもトルコに来ていたそうな。御年80と聞いて驚愕…!仕事の業界が近かったのでその話なども色々して面白かった。
結局2時過ぎまで滞在して、ホテルに戻り荷物を持って再出発。バスで駅まで行く。
アンカラでは地下鉄もバスもクレカのタッチ決済でも乗れるので少し割高にはなるけどとても便利。
そしてバスに乗ると近くにいる地元のおじさまにここに座りなさい、と世話をされ、どこまで行くのか確認され、最終的に荷物をバスから降ろすところまでしてくれて去っていった…
親切な人多いなぁ…ありがとうございます。
高速鉄道の駅はピカピカ。駅に入るためには手荷物検査がある。中に入り、出発30分前になるとホームへの入口のゲートが開いて、チケットとパスポートをチェックしてホームへ降りる仕組み。けっこう厳重。
高速鉄道は満席で、定刻通り発車。揺れもほとんどなく穀倉地帯を進む。トンネルもけっこうあった。あと思ったよりもカサカサしておらず緑も多い。
隣のご婦人と少しお話したりして私がオヤが好きなことを伝えるとなんで知ってるの??と驚かれる。
これから行くエスキシェヒルが地元だそうで、おすすめ料理とかを教えてもらう。
そうこうしていると1時間半くらいで到着。エスキシェヒルはトラムがあるけど何故かGooglemapに反映されていないのでどうしようかと思っていたら、隣席だったご婦人が自分も乗るからと連れて行ってくれた…!思ったより距離があったので本当に助かりました。
そして自分は先に降りるけど、ここから2駅先で降りるんだよ、と言ってお別れした。
本当に親切な人多くて頭が上がらない。
可愛らしい街並みの中をガラガラ荷物を引っ張ってこれまたかわいい宿に到着。
夕飯は近くのカフェでチキンフライバーガー。とても美味しかった。
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