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動き続ける《短文・詩》

止まってはならない。

暇があると
すぐに負の感情を抱く。

動き続けなければ。

動いていれば
嫌なことを考える時間すらない。

こうやって目を逸らし続ける。

暇なときに考えてしまうこの苦しさは
本来ならば考えなくてもいい
余計なことだ。

もやもやと考え込んで。
鬱になって。
深く沈んで。

そんなこと
私も望んでいない。

この深い海から浮上するためには
もがき続けるほかない。

動いて、動いて。

光の差す水面へ向かって。

酸素を求めて。

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