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ココロのケアで避けるべき危険な行為

心のケアを行う際に、いくつかの危険な行為があります。
それは、自分の気持ちを抑え込んだり、別のものでかき消そうとすることです。
これらの方法は、一時的には効果があるように見えますが、実際には心の健康を損なう原因となります。


ネガティブな感情のエナジー

心の仕組みとして、本当に満たしたい願い(ニーズ)が満たされないとき、ネガティブな感情が湧き上がります。
このネガティブな感情は非常に強いエナジーを持っています。
これを無視することは、長期的には非常に危険です。

気持ちを抑え込む危険性

気持ちを抑え込むという行為は、この強いネガティブエナジーを抑え込むために、さらに大きな力を使います。
つまり、ネガティブな感情とそれを抑え込む力の両方でエネルギーを消耗するため、結果として非常に疲れます。
これが繰り返されると、心身のバランスを崩し、疲労やストレスが蓄積されてしまいます。

別のものでかき消す危険性

別のものでかき消すという行為は、自分の気持ちを一時的に忘れるために、お酒を飲んだり、テレビや動画を見たりすることです。
これは、自分の心が本当に求めているもの(ニーズ)を無視している行為です。
このような行為を続けると、ネガティブな感情がさらに強まり、より大きなエナジーとなって帰ってきます。

悪循環のメカニズム

この悪循環は、以下のように進行します。

  1. ニーズが満たされない:
    本当に求めているものが得られず、ネガティブな感情が生まれる。

  2. 気持ちを抑え込む/かき消す:
    ネガティブな感情を無視しようとする。

  3. 一時的な解決:
    一時的に気持ちは収まるが、根本的な問題は解決されていない。

  4. ネガティブ感情の増幅:
    抑え込まれた感情がさらに強まって戻ってくる。

  5. 強い刺激を求める:
    さらに強い刺激で感情を抑え込もうとする。

  6. 心身の負担増大:
    エネルギーの消耗が激しくなり、心身の健康が悪化する。

健康的なココロのケア方法

では、どうすれば良いのでしょうか?ここに、健康的なココロのケア方法をいくつか紹介します。

  1. 自己共感:
    自分の感情を否定せず、ありのままに受け入れること。自分のニーズに気づき、それを尊重することが重要です。

  2. 瞑想:
    瞑想を通じて、心を落ち着かせ、内なる声に耳を傾ける時間を持つこと。これにより、自分の感情やニーズを正しく理解することができます。

  3. 適度な運動:
    運動はストレスホルモンを減少させ、心身のリフレッシュに効果的です。

  4. プロの助けを借りる:
    必要に応じて、心理カウンセラーやセラピストの助けを借りることも重要です。

まとめ

自分の気持ちを抑え込んだり、別のものでかき消そうとすることは、一時的には効果があるように見えますが、長期的には心の健康を損なう危険があります。
ネガティブな感情やニーズに正しく向き合い、健康的な方法で心のケアを行うことが重要です。
自分自身を大切にし、心の声に耳を傾けることが、真の心の健康への第一歩です。

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