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MARCH文系 就活備忘録  スカウトアプリ・SNS批評

取り急ぎ私の使っていた就活アプリ、SNSについて記録しておこうと思う。すべては私が1年間利用した感想であり、一個人の意見として見てほしい。


1.マイナビ・リクナビ・キャリタス

この3つを入れていない就活生はいないだろう。夏から冬にかけてのインターン参加や本選考へのエントリーまでずっっとお世話になるアプリだ。ひとつでいいだろうと考えている人もいるだろうがマイナビからエントリーできてもリクナビからはエントリーできなかったり、キャリタスから応募してくださいという条件のある企業であったり。めんどくさいし管理も大変になるが、3つ入れておくことをお勧めする。

この後記述するスカウトアプリにも通じるのだが、このアプリでもエントリーシートのようなものを書いておくことで企業からのスカウトを受けることができる。(実用性はスカウトアプリに比べると低い)

オススメ度 ★∞ 必須


2. offer box ・i root ・ キミスカ 

これらはスカウトアプリの代表格。youtubeなどを見てもこれらのアプリの企業案件がたくさん出てくることだろう。正直明確な違いがあり、それぞれの良さや改善点も把握して運用していた。具体的に説明していきたいと思う。【スカウトは面接がなく人柄が分かりずらいため学歴もある程度関係する可能性がある、私がMARCH学生であることも考慮して参考にしてもらいたい】


①offer box

このアプリがスカウトの際に最も用いられているのではないかと考える。(企業案件の多さからも)どのスカウトアプリでもそうなのだが、使用方法としてはガクチカや自己PR、資格を記述しておく。その学生情報を企業の採用担当が自由に閲覧できるようになっており、気に入った学生へスカウトを送る形だ。

offer boxは登録する文章も内容もいたって普通だが、志望企業形態(規模や地域)を決めておけることが特徴だろう。(志望形態以外からもスカウトはくる)

実際にスカウトは来るのかといったところだが、まぁ来る。来る時期割とはっきりしているため音沙汰がまったくない月も存在するが、しっかりとプロフィールを見てくれていると感じるスカウトも多く来るため、年中使用していた。

私が使用していて閲覧された企業としては体感ではあるが上場が四分の一、スカウトをもらったのは上場、未上場半々くらいだった。ここから就職先を決める学生はあまり多くない印象であるが、インターンや本選考の面接など大事な経験を積めるという観点においては非常に重宝されるアプリではないだろうか。

オススメ度 ★★★


② i root

知名度はそこそこのスカウトアプリであるが、私の体感では最もスカウトの質が高いアプリだと思うので紹介しておく。

登録する情報として特筆すべきなのはアプリ名でもある通り私のルーツだ。例文では幼少期から今までの経験を書く欄がある。字数も無制限であるためこれを書きながら自己分析をしたほど時間はかかるが就職活動において有意義なことになる。まだなんのアプリも入れていない学生はi root を始めに入れて自己分析がてら書いてみるのも良いと思う。

登録に時間がかかる反面、企業のランクも非常に高い。ほとんどの企業が名前を知られているいわゆる大企業。その分めったにスカウトは来ないが、閲覧されている企業を知ることができるのでモチベーションにつながる。

内容にも特徴があり、offer boxやキミスカに比べて直結感が薄い。インターン直結説明会や本選考直結インターンのような効力が大きいスカウトは少なく、純粋に気になったので見に来てほしいといったスカウトが多い。ただ、そこからインターンへの優遇があったり、説明会への参加を融通してくれたりなどしっかりプラスになるスカウトばかり。ここから就職先を決めることも大いに可能だと思う。

オススメ度 ★★★★★


③キミスカ

こちらも聞いたことがある学生が多いと思う。基本的な内容はその他スカウトアプリと同じで、登録情報も突拍子なものはない。

特筆すべきはスカウトの質が決まっている点だ。気になるスカウトからプラチナスカウトまでスカウトにランクが存在している。実質スカウトとして機能しているのはプラチナだと思われる。(気になるスカウトでプロフィールの内容に触れられているものがほぼないため)ただ、気になるスカウトでも直結が多くみられるため、どこでも良いからたくさん参加してみたいならこのアプリを使ってみるのも良いのではないだろうか。

大量に来る気になるスカウトの質はそこまで高くない、そのため私のスカウト承諾率は紹介したもののなかだと圧倒的に低かった。

オススメ度 ★★


3. one career ・ openwork ・ みん就 ・就活会議

これらは主に口コミによる企業分析や選考参加時の参考に役立つものであり、どれかひとつは利用したことのある学生が多いと思われる。


① one career

私の場合、one career通称ワンキャリは選考時に非常にお世話になった。こちらは選考の体験記を5000円ほどの割と高値で買い取っていることからか、非常に質の高い選考記録を見ることができる。

選考スケジュールからポイント、エントリーシートの問いなどあらかじめ知っておくことで有利にことを運ぶことができる情報がたくさん掲載されている。注意しておく点として、主に大企業の情報についてだということだ。大企業でもそこまで多いわけではないため、中小企業レベルだとほぼないか僅かで参考になりにくいこともある。

オススメ度 ★★★★


② openwork

こちらは社会人からの口コミが多く、企業分析として利用している学生が多いのではないだろか。福利厚生や弱み強みなど様々な観点からの口コミがありそれらをソートして見ることができるため、弱みを知ったうえでの上質な企業比較や面接の際の逆質問などに利用できる。

年収についての記述も存在するが、口コミの総数によって大きく実際よりブレている可能性もあるためあまり真に受ける必要はないのではないだろうか。(年収については就活四季報など多くをほぼ同じ条件で比較してある媒体で確認すると良いだろう)

オススメ度 ★★★


③ みん就

こちらは楽天が運営しているみんなの就活と呼ばれる就活掲示板である。賛否両論の掲示板であり、真実なのか嘘なのかわからない情報が現役就活生によって発信されている。良い意味でも悪い意味でもリアルタイムでの情報になるため選考の実態が詳細に伝わってくる。

先輩からの情報など一部有益なものも多いが、掲示板の内容のほとんどが選考の結果が来た人はいるかといった不安を解消したい学生のたまり場である。正直見てしまうことも多かったが、時間は有限である気にせず他社に力を割いたほうが有意義であることは明らか。

オススメ度 ★★


④ 就活会議

こちらは今まで紹介したものを合わせたような内容を掲載している。口コミから体験記、就活速報(選考突破、内定について)である。器用貧乏のような内容であり、これだけですべて補えるというわけではないがどれもある程度参考にできる。

オススメ度 ★★★


4. その他(webカメラ・OB訪問)

ここからは、その他就活に使ったアプリについて紹介する


① webカメラアプリ(iVCam)

フルリモート世代として、私が使って良かった(かなり有利に働いたのでは)と思ったものだ。ノートパソコンを使う大学生のほとんどが内蔵のカメラを利用していたと思う。しかし画質はひどく暗い、就活(面接は特に)第一印象の勝負といっても良い。そのためwebカメラの運用は表情が良く伝わるなどメリットが多かった。

このアプリは1220円で有料化でき、1年間使うと考えると安い出費であった。普段使用しているスマホをパソコンと連携させて使用する。スマホが一時的に使えなくなるが、インターンや面接中スマホを使うことは少ないため問題はなかった。

webカメラを買う方法ももちろんあるが1000円程度で買うとなるとまともなものはなかったため、こちらを選んだ。

オススメ度 ★★★★★


② ビズリーチキャンパス

これはOB訪問専用アプリになっている。ただMARCH以上でないと使用できなかったはず。常時表示されているOBもいるが、かなりの企業で招待されないとOBが表示されない。ここから探して利用するというよりも企業からこのアプリ経由でOB訪問を行ってくださいという案内をもらって初めて使えるものになっている。

オススメ度 ★★


終わりに

今回紹介したものは一部だが、メインとして利用していたものはこれらである。それぞれの良さを理解して効率的に就活を行ってほしい。

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