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双子の詩

君と私はいつも一緒。私から生まれ落ちたかのように、容姿もぴったり似ているあなた。見分けがつかないと周りが言うのが、なんだか誇らしくて嬉しくて、敢えてだったのがいつの間にか自然となったの。お陰様で余計に一緒。抱き合った時の心音も、心臓が一つなんじゃないかと疑うくらいに呼吸を合わせて、子守唄代わりにして二人で眠るの。このまま一緒にいられたら、どんなに幸せなのでしょう。だから、恋する相手もきっと一緒。私が想うなら君も想うの。証拠は同じ数の心拍数。

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