風の時代をどう生きる？

時代は必ず変化していく。
時には人が意識して。
時には誰も予想すらしてないものに。

2020年12月22日。
風の時代が始まった。

風の時代という言葉は
聞いたことあるかもしれない。

西洋占星術では、
風の時代になったと言われる。
現実社会では、
コロナ禍からの大きな時代の変化。

新年を迎えた今、
その風の時代について、
少し考えてみない？

⭐️西洋占星術の基礎知識

西洋占星術では、2021年は、
風の時代の始まりの年とされている。

2020年12月22日の
グレートコンジャクションから
本格的に始まったと言われている。

グレートコンジャンクションっていうのは、
約20年に1度起きる
木星と土星の大接近のことで、
時代の節目となるとされているよ。

これまでの約200年は、
土の星座（牡牛座・乙女座・山羊座）で
グレートコンジャンクションは
起こっていた。

2020年12月22日の
グレートコンジャンクションからの
次の200年間は、
風の星座（双子座・天秤座・水瓶座）で
続くことをとらえて
風の時代の始まりとされるよ。

ここで言う時代というものは、
約200年ごとに
エレメント(元素)を変えるという
特徴があって、
この世を構成するエレメント(元素)に
定義されている。

西洋占星術のエレメント(元素)は
火・土・風・水の4種類。

その4つのエレメント(元素)は、
それぞれ以下の星座で成り立っている。


火の星座…牡羊座 ・獅子座・射手座
水の星座…蟹座・蠍座・魚座
土の星座…牡牛座 ・乙女座・山羊座
風の星座…双子座・天秤座・水瓶座

⭐️風の時代の前

風の時代の前の土の時代って、
どんな時代だったのか？

始まりは、
今から220年前頃。

18世紀末の転換期。
産業革命が起こった。
経済力そのものが世を動かす
資本主義の時代が始まった。

現代の大量生産・大量消費の
世界を作ってきたのが、土の時代。

資本家階級と労働者階級が
はっきり区別され、
お金がある人間が力を持つ時代。

金銭と時間のトレードが一般的で、
雇用主と労働者（または奴隷）という
縦社会の構造で成り立っていた。

産業革命以降の時代でも、
物質的な豊かさが
富の象徴であったことは変わらなかった。

豪華な家や車、
家電製品などを所有すること、
貯蓄をすること、
そして、
いい大学に入り、優良企業に就職し、
一生そこで働くことが成功だとされてた。

バブル期というのが象徴的なのかな。

モノ消費。
文字通り、商品そのものに価値を見出し、
購入することが一般的だった。

⭐️風の時代とは？

一転して、風の時代は、
ものに縛られない生き方や
型にはまらない価値観を表す。

コト消費。
土の時代では少数派だった
所有では得られない体験や経験に
価値を見出す消費傾向が
強くなるんじゃないかな。

風が目に見えないように、
情報や知識など形のないもの、
伝達や教育などが重視され、
人々は何より
知ることを求めていくことになる。

たくさんのものを所有するよりも、
情報や体験の豊かさが
より重視されるようになる。

形のないものが意味を持つようになり、
それによって、
想像力、思考力が重要視されたり、
柔軟性が必要になるだろう。

⭐️海トリねえさんの場合

キャリアコンサルタントとして
現場に立ったのは2020年の10月。

風の時代の始まる直前。

2021年1月には、
キャリアカウンセリングを通じて、
人生楽しむオトナを増やすことを
生業にしようと決めていた。

知らないうちに、
この風の時代を感じとって、
人生の舵を切っていた。

そして、息子と娘たちの人生は、
彼らそれぞれのもので、
彼らがこの時代の中で、
生きていく選択を見守るのが、
母としての最後の役目と知った。

なんかスゴい。

確実に、すぐそばに、
風の時代はやってきている。

⭐️風の時代がもたらす変化

自分の好きなことや
やりたいことに
素直に行動することが
できるようになる。

言い換えると、
自由で多様性に富んだ
フレキシブルな世の中が
やってくるということ。

持つ時代から
持たない自由を楽しむ時代に。
そう表現すると伝わりやすいのかな？

このような大きな時代の転換期。

この節目に起こったのが、
まさに新型コロナウイルスの登場。

このコロナウイルスも目に見えない存在。
今までの当たり前、
これからの価値観、
世界の景色を一変させ、
時間の使い方、働き方、
家族との関係性など 、
それぞれの立場から
いろいろと考える時間ができた。

住まいを持たないアドレスフリー。
仕事と遊びを組みあわせた
働く場所を移したワーケーション。
自宅にいながらに働くリモート勤務。
その他にも、
2020年ごろからいろんな働き方が
知られるようになってきた。

企業で生涯頑張るという考え方から、
最近では、
複業やフリーランスという働き方が
法律的に整備されつつある。

心からつながる仲間たちと
肩書の優劣がなくなり、
フラットな関係で繋がっていく。

仕事だけでなく、
恋愛も、結婚も、家族も、
今までのみんな横一線から、
より自由に、
自分らしく選んでいくだろう。

お金第一主義の時代はもう終わり。

モノの価値優先から、体験の価値優先へ。

例えばクラウドファンディングのように、
たくさん稼いで貯金をすることよりも、
どう使うかに注目が集まってきている。

風の時代では、
権威あるから価値があるのではなく、
自分にとっては、
こういう理由で価値があると
主張し、選択できる自由度が増す。

目に見えない心は、
縛ることができない。

その判断の元になるのが、
新しい情報や知識。
コロナ禍のおかげで、
これまでの古い価値観が一気に崩れ、
新しい価値観が
創造されやすくなってきた。

みんなが同じブームを追うのではなく、
自分が満足できるようアレンジするのが、
風の時代の特徴とも言えるね。

2019年には想像すら
出来なかった2022年。
行きつ戻りつしながらも、
どんどん変化していくだろう。

⭐️まとめ

ひとつのやり方に囚われて、
がんばるのもいいけど、
自分のことを大切に、
人と違うことをする
勇気と思い切りのよさが
これからの変化のポイントになっていく。

みんな違ってみんないい。
いつも心にリスペクト。
これまで通りの価値観や
ルールにとらわれず、
風のように軽やかで
しなやかな発想で生きていこう。

さあ、
あなたは、どう生きる？