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【就寝前の温度管理】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、カフェインの作用についてお伝えしました!今回は、就寝までに過ごす温度管理について考えていきます!

就寝前の過ごし方と睡眠の質

急に気温が下がってきて、体調を崩しやすい時期ですが、睡眠も夏の暑い時期から変わって冬の寒い時期はそれなりの環境設定が必要です。寒い時期に多くなる睡眠障害が入眠障害です。つまり、手足が冷えていてなかなか寝付けなくなる方が多いと思います。

国土交通省の調査によると、就寝前2時間に過ごす室温が低い人ほど寝付きにくいことが報告されています。睡眠障害がない人でも就寝前のに過ごす室温が低いと、1.4倍睡眠障害にかかりやすくなると報告されています。また、寒くなると過活動膀胱により夜間頻尿になる方も多いですが、就寝前の過ごし方次第で暖かい場所で過ごすと夜間頻尿も軽減すると報告されています。

眠る前から眠りの準備

就寝前は暖かい部屋で過ごすことが睡眠の質につながることは分かりましたが、暑すぎても問題です。2014年の厚労省による睡眠指針では、寝室の温度を13〜29℃にすることが推奨されています。一方、英国保健省が2015年に循環器系疾患および呼吸器系疾患等の健康障害への対策として定めた指針によると居室温度は18℃以上にすることが推奨されています。

◯18℃未満 →血圧上昇、循環器疾患の恐れ
◯16℃未満 →呼吸器疾患に対する抵抗力低下

以上より、睡眠の質を高めるために就寝前は最低でも18℃の室温で過ごすことがおすすめです!冬場は湿度が下がりやすく、湿度が下がると室温も上がりにくいため、室温と湿度はセットで調整してみてください!

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