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自転車でマイクロツーリズム

外出する機会が少なくなると、体がだんだん動かなくなるような
感じがする。完全に運動不足。どんな運動がいいのだろう?
筋トレ?泳ぐ?もっと簡単にモチベーションが上がる運動はないかな?

昨年は、東京都内をひたすら歩いてみた。代々木公園から青山を抜け、
皇居から東京駅まで。歩きながら懐かしいお店や風景を楽しんだ。
今年は、別のことをしてみようと思った。
そこで、最近広がりを見せているシェアサイクルを借りてみることにした。

走るルート

生まれてから、島生活になるまで、ずっと東京で生活していた。
ビル群の合間を自転車でかっ飛ばし、縦横無尽に移動していた。
大人になると、危ないことを先に考えるため、都内を自転車で移動するのは
危険だなと思った。どこを走れば、安全に自転車を楽しめるのか?
地図を見ながら、候補を探した。見つけたのは、

・荒川河川敷
・隅田川護岸

荒川河川敷へGO!

荒川は、とっても広くて、サイクリングロードが長く続いている。
昔は浅瀬で人が水遊びができたらしいけれど、
私が小さい頃は、すでに流れの急な、深くて大きな川だった。
堤防の道は、砂利道ででこぼこしていた。
それが、いつの頃か忘れてしまったけれど、コンクリートの道ができ、
堤防の工事が始まり、スーパー堤防になり、自転車が入りやすくなった。
今見ると、進化した堤防とグランドがあり、野球・サッカー・テニスなど
様々なスポーツが楽しめる。

ソーシャルディスタンスもばっちり!

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自転車もサイクリングができるように整備されている。
いったいどこまで行けるのか、走ってみた!

途中にはコスモスが咲いていたり、木々があったりで
広い視界の中に緑がある。癒やされる。

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借りた自転車は、アシスト自転車。アシストを切ると負荷がかかる。
室内でエアロバイクで走るより、楽しいなと思った。

長さ13kmで折返し、合計で25kmの運動ができた。
借りた自転車の料金は、900円。東京湾の河口まで行くことができた。

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途中でみたらし団子を食べてしまったから、ダイエットにはならない。
けれど、筋肉には響いてくれた。とてもリフレッシュできた。

隅田川護岸へGo!

次は、隅田川に行ってみようと思った。
それは、竹芝桟橋から浅草まで水上バスが通ったから。
いつか折りたたみ自転車を購入して、
自転車で浅草まで行き、折りたたんで水上バスに乗り、
竹芝から船に乗せて島まで帰ることができる。
Freedomな世界が待っているから。

それを実現するには、自転車で通れる安全な道を探すことが必要。
そこで、昔はぶつ切りになっていた隅田川護岸の道がつながっているかを
調べながら走ってみた。

隅田川護岸に自転車が通れる歩道があるのは、南千住から。
川沿いの道からスタート。どこまで護岸沿いに行けるのか、楽しみ。
南千住→白鬚橋で対岸へ→隅田川沿いに走る→桜橋通過→隅田公園到着!

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もうついちゃったというくらい、簡単で走りやすいルートだった。
目の前がスカイツリー!
ここまで来ると、もう浅草と言っていい場所。
隅田川を渡れば、浅草駅にすぐに到着する距離。
隅田公園からは、スカイツリーまでお店「みずまち」が続いている。

https://www.tokyo-mizumachi.jp/

ブランチを食べる場所を探しながら、お店を見ていく。
どこも、休日のため混雑している。

しばらく歩くと、バーガーのお店があった。店内は空いていた。

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落ち着いて食べられそうと、さっそく入ってみた。
そのお店は、なんと!本日OPENだった。「shake tree DINER」。

https://www.shaketreetokyo.com/

アルコールで除菌し、体温を測り、店内へ。

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スタッフの元気な掛け声に一気に気分が明るくなった。
オススメのバーガーをチョイス。食べてみたら、信じられないくらい美味。

かなりお腹がすいていたので、多少こってり系でもいけちゃうなという
私の目論見がふっとぶくらいの衝撃。
お肉が感動的にジューシーなのに、なんでこんなにさっぱりしているの?
食べながら不思議だったので、聞いてみた。肩ロースを使ったパテだから。
そして、バンズを軽くしてあるから。という。

これは、食べてみないとこの感動はわからないかもしれない。
そして、このお店が空いていたのは、きっと今日この時間だけ。
ラッキーだった。明日も食べたいなと思った。

美味しいお肉の余韻にひたりながら、帰り道を走り始めた。
今日は、長さ4kmで折返し、合計で8kmの運動ができた。
借りた自転車の料金は、700円。

自転車でマイクロツーリズム

美味しいお店に出会ってしまうので、全くダイエットにはならない。
しかし、体を動かし、自分の力でいくつもの駅を超えて目的地まで行ける。
これは、今までなんで気が付かなかったのだろうと思うくらい
気分が爽快!でリフレッシュでき、地域の魅力を再発見できる運動だった。

安全に自転車が走れる場所があることは嬉しい。
商店街の道路も、自転車用にレーンが描かれていた。
自転車置場も「みずまち」は全てのお店の入り口に置き場がある。
荒川は、道の脇に止めて休憩しても大丈夫。

綺麗な景色に出会って、自転車を止めて撮影したり、
水鳥から海鳥へ生きものの様子を見ながら自転車をこぐ。
風や自然を感じながら都内を移動できるのは、自転車ならでは。
アシスト自転車だと、片道4kmは「ちょっと行ってこよう」
というくらい軽い気持ちで行くことができる。
シェアサイクルがあって、感謝。

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