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演奏家の目から見る自然

自然と音楽は、様々なところでつながっている。 アメリカの国立公園では、レンジャー・プログラムで楽器を使うことがある。今までは、それはひとつの表現方法なのだと思っていた。 そんな中、対談で演奏家が自然についてお話しているのを聞いた。 そのお話は、自分が今までに感じたことのない感性で、心に衝撃を与えた。このお話を忘れたくないという気持ちがいっぱいになり、 一生懸命にメモをとった。 今まで、どこかで忘れてしまっていた大切な、 自然への価値観を思い出すきっかけになった。以下はメモ

    • 家族の思い出に残る旅

      3世代で旅行をしようと考えると、 いろいろな場面を想定しないといけない。 滞在のしやすさ、食事、段差、混雑、遊び、くつろぎなどなど。 毎年、夏休みの計画を立てて、行ってみて、楽しかったねと この繰り返し。常に新しい世界を体験したくなる。 そんな中でも、不思議と同じ場所へ行きたいと言われることがある。 ポイントはアクティビティ家族から、どうしてその施設の名前が何回も上がるのか?不思議だった。 何が良かったのかを聞き取る中で、聞こえてきたのは、 「楽しい体験ができたから」「やり

      • 3人の想いが重なり新しい企画が誕生

        ある自然系のオンラインイベントで大学生と出会った。 ディスカッションをする場で彼女の意見が面白い!と感じた。 とてもクリエイティブでアクティブ。 既成概念にとらわれない自由な思考回路をもっていた。 どんどん質問をしていくうちに、もっと考えていることを聞きたくなった。 人と人とをつなげ、企画を応援するプロジェクトを立ち上げたばかりで、 「やりたいこと」を持っている大学生に話を聞いて学びたかった。 惹きつけたものは何か?旅行して知らない土地へ行った時に、何をするかという話をして

        • 自転車でマイクロツーリズム

          外出する機会が少なくなると、体がだんだん動かなくなるような 感じがする。完全に運動不足。どんな運動がいいのだろう? 筋トレ?泳ぐ?もっと簡単にモチベーションが上がる運動はないかな? 昨年は、東京都内をひたすら歩いてみた。代々木公園から青山を抜け、 皇居から東京駅まで。歩きながら懐かしいお店や風景を楽しんだ。 今年は、別のことをしてみようと思った。 そこで、最近広がりを見せているシェアサイクルを借りてみることにした。 走るルート生まれてから、島生活になるまで、ずっと東京で生

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          鬼怒川の楽しみ方は温泉だけはなかった

          旅行ガイドにのならい旅の楽しみ方はないかを、鬼怒川温泉で探してみた。 都心から近いことと、実家からのアクセスが良いため 小さい頃から鬼怒川温泉へ行くことが多かった。 昔の記憶の中では、きらびやかネオンと賑やかな遊び場、 飲食店が沢山あり、ホテルでは豪華な食事が出る、 それが自分の中で鬼怒川温泉のイメージだった。 大人になり、鬼怒川温泉も様子が変わっている。 自分なりにどう楽しむのか、自然観察の視点で探ってみようと思った。 利用しやすい電車と駅 浅草から鬼怒川温泉まで東

          鬼怒川の楽しみ方は温泉だけはなかった

          遊びの素材あつめ

          ・感性を研ぎ澄ます 自然の中で遊びを組み立てる時は、その季節の素材集めからはじまる。よく知っている場所でも、毎日違う顔を見せている。そのためフィールドへ出かけ、旬の素材を見に行く。そこで、「今日は自然がどんな姿をしているのか?」を体全体で感じてみる。 ・臭覚 呼吸をするたびに匂いを感じる。雨の後、連続した晴天、大雨、強風、台風の後などなど。一番最初の感覚。川の匂いが強ければ、川の水が少なく有機物が多いし、魚たちの居場所が限られるから、産卵床を維持するのに深く巣穴を掘って、忙

          遊びの素材あつめ

          自由研究「海と船とぼく」

          子供の「水の世界をジオラマにしたい」という思い、 そして身近なものを使って試行錯誤した自由研究。 島の自然を意識して、こだわりぬいた作品ができました。 1、憧れのジオラマ 子供が小さい頃、夏休みに鉄道博物館に行くのが好きだった。 島には電車がないので、巨大でどこまでも長く連なる車体が動くのが不思議でたまらない様子だった。博物館では、地面に顔を近づけ、下から列車を見上げることをよくやっていた。 特にジオラマコーナーに行くと、見学時間が長かった。その隣で本が読めるくらい。子供

          自由研究「海と船とぼく」