子供のオススメは避けられないから、とにかく1話だけ
地域の子どもにこう言われた。
「最近◯◯見てるんだ!面白いよ!」と、私の目をじっと見つめて。その目には光彩があった。
とりあえず、1話を観た感想やらを書こうと思う。
これは、子どものやさしさとおすすめから生まれた、わたしの感想である。
人気アニメかつ、YouTubeでのMV再生回数が計1億回を突破したことは耳にしていた。だが、他の趣味もあるため観ようとは思っていなかった。
社長は、あちら側かこちら側か分からないJPさん(松本人志さんの真似をする方)に似ているし、アイちゃんのお子(子ども)の目の虹彩はアニメだからとは言え、、、とにかくすごい。転生したらあんな顔になりたい。
現実味があるこのアニメ。ある方が亡くなって転生するという他のアニメをオマージュしたような要素あり。
お子(女の子)は喋り方が今時アイドルファン、いわゆるガチファン、ガチヲタクのような喋り方。かつ医師が診ていたあの女の子の転生。
もう一人のお子(男の子)はあの医者の転生なので比較的大人しく、塩っぽい性格。
ほんの少し、プリキュアみを感じる。闇のあるソレ、と言ったら叱られるだろうか。
Mステのような舞台で歌唱披露された時はあり得ないと思ったし、信じたくなかったけどめちゃくちゃ鳥肌が立った。私は鳥?とも思ったが、羽は生えていなかったのでこの話は終わり。
とにかく、歌唱シーンが始まると、自然に鳥肌が立つ。
「推しの子見てるんだ!」「面白いよ」と言っていた子は小学一年生の男の子である。彼はまだ一年生。3月までは幼稚園児または保育園児であった子ども。
現実味があり、ほんのり芸能界の裏があるような描写、転生の意味が分かるのだろうか。特にあのシーンは見ていいのだろうか、とヒヤヒヤした。
私がその歳であれば、プリキュアの物語の意図でさえ分からないがキャラクターと必殺技の名前だけわかるような子どもだっただろう。
『美しいものを見ると健康になる』
一人で舞台に立つ姿(ビジュアル写真)は、初めてさいたまスーパーアリーナに立ったAdoさんのようにも見えた。
私はなんとなく流行りのものは苦手なので、AdoさんがTikTokからワンピースに繋がるまでの過程も苦手と感じてしまうこともあった。
Adoさんの実力、それを聴き、広めるリスナーの力がそこまで路線を拡張させたのだろう。
アイドルにならずとも、様々なヒトやモノを愛し、自分も愛していこうと思う。いつか、自分の子どもができたら十分に愛していこうとも。
新海誠監督のような優美な色彩美もあれば、残酷であったシーンもあり、アップテンポが激しい。1話なのに長いと思ったら1時間以上も夢中で見ていて、終盤は涙が止まらなかった。
幼稚園児になったSNSエゴサ担当のお子が放った言葉も分からなくもないし、片手だけで人生を変えてしまうことができるモノによって、人間のエゴが滲み出すぎている。これはどうにかならないものだろうか。
以上、1話を観終えた感想と+αでした。
この先も見ようと思えるアニメであった。
本気でアイドルを推しているヒト。
アイドルに裏があろうと、どんな形でも推すヒト。
グッズを好きなだけ集め、「痛バ」と呼ばれるようなモノで愛を表すヒト。
ファンだけれども、控えめに推すヒト。
私は本当に好きなものを限定的に集め、嗜む。
上記で言うと控えめに推しているヒトである。
ファンにも、アイドルにも、色んな形がある。
この事を「推しの子」を通して、再認識した。
薦めてくれた男の子に今度会ったら、感謝を伝えたい。まあ、その言葉も読み取れないと思うので、伝わらないと思うけれど。
世界のアイドル、そして世界のファンに幸あれ。
それぞれのアイドル生活に彩りを。
あとがき
・つづきが気になり、配信されている分全て拝聴しました
※これは私が描いたイラストです
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