【2021年4月発表】「海・水辺にまつわる安全・事故防止啓発情報」(スポーツ庁、気象庁、海上保安庁)まとめ
一年を通して、官公庁や日本ライフセービング協会から、海や水辺にまつわる安全や事故防止のための啓発情報が通知されています。
※このページでは、2021年4月に通知されたスポーツ庁、気象庁、海上保安庁のお知らせをまとめました。
今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防をしながら、海・水辺での事故防止や、浜辺での熱中症対策などをおこなわなければいけません。
最新の情報を、海や水辺に接する機会がある教育現場や職場、また、ご家庭での日々のそなえや心がまえに、ぜひお役立てください。
スポーツ庁「学校の水泳授業における感染症対策について」(4月1件)
スポーツ庁は、学校での水泳授業における感染症対策について、注意喚起をおこないました。
水泳の授業では、複数学級による合同授業により、多くの児童生徒が同時にプールや更衣室を使用したり、複数の児童生徒が組になり安全の確認をしたりするため、普段の体育学習よりも、児童生徒の密集・密接する場面が増えると想定されます。
子どもの教育に関わるみなさまは、児童生徒の健康と安全を第一に考えて、ドアノブやシャワー、洗眼器の水栓など児童生徒が手を触れる箇所は適宜消毒をおこなう、屋内プールでは換気設備を適切に運転するなどの対策を講じてください。
注意事項一覧についてはこちら↓に掲載されています。
学校の水泳授業における感染症対策についてPDF(https://www.mext.go.jp/sports/content/20210414-spt_sseisaku02-000014205_1.pdf)
また、スポーツ庁が作成した「コロナ禍における体育、保健体育の教師用指導資料」も参考にしてください。
出典:
スポーツ庁ホームページ(https://www.mext.go.jp/sports/index.htm)
海上保安庁「GWにおけるマリンレジャーの安全対策強化について」(4月1件)
2021.4.21
GWにおけるマリンレジャーの安全対策強化について(安全推進活動期間:4月29日から5月5日までの7日間)
海上保安庁は、GWにおけるマリンレジャーの安全対策強化についての注意喚起をおこないました。
例年、GWはマリンレジャー活動が活発となり、海難が増加する傾向にあります。今年は特に、昨年から続く新型コロナウイルスの影響により、3密を回避しやすいとの理由から屋外レジャー活動の活発化が懸念されています。
上記の理由から海上保安庁では、安全推進活動期間を設定し、全国でマリンレジャーの安全対策の強化をおこなうことになりました。
プレジャーボートの整備や気象情報の把握など、例年の事故のデータを踏まえての注意喚起がされています。ぜひ、一度、目を通してください。
出典:
海上保安庁ホームページ(https://www.kaiho.mlit.go.jp/)
資料PDF(https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r3/k210421/k210421.pdf)
気象庁「「熱中症警戒アラート」の全国での運用開始について」(4月1件)
2021.4.23
「熱中症警戒アラート」の全国での運用開始について
気象庁は、令和3年4月28日から全国で「熱中症警戒アラート」の運用を開始します。
「熱中症警戒アラート」とは、暑さ指数(WBGT)(※資料1参照)にもとづき、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、国民に暑さへの「気づき」を呼びかけ、熱中症予防の行動を効果的にうながす施策です。
昨年、関東甲信地方で先行的に実施した際の検証結果なども踏まえて、令和3年度から全国で運用することとなりました。
海などの浜辺は大変熱く、熱中症の危険をともないます。「熱中症警戒アラート」が出された際は、海にあそびに行くのを控えるなど、注意をおこなってください。
出典:
気象庁ホームページ(https://www.jma.go.jp/jma/index.html)
本誌PDF(https://www.jma.go.jp/jma/press/2104/23a/houdouhappyou.pdf)
資料1PDF(https://www.jma.go.jp/jma/press/2104/23a/siryou1.pdf)
資料2PDF(https://www.jma.go.jp/jma/press/2104/23a/siryou2.pdf)
新型コロナウイルス感染拡大において、地域により緊急事態宣言も出されています。密の回避として海や川などにでかけたいと考えている人も多いのではないでしょうか? 水辺に行く際は、ぜひ一度、注意喚起に目を通してください。