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離婚まで336日

とある地方都市に引っ越した時だった。

そこでは車がないと不便だったから、
長らくペーパードライバーだった私も、
運転せざるを得ない状況になった。

私は、時間をかけて少しづつ
運転に慣れていけばいいと思っていたけど、
せっかちで、すぐに結果を求める彼は、
自分と同じレベルで運転することを私に望んだ。

彼はいつも助手席で、私の未熟な運転に悪態をついた。
お前は俺の助けにならないと、私を馬鹿にした。

運転なんて、慣れと経験だ。
時間をかければ絶対に上手くなる。
ただ彼はそれを待てない。いつもそうだ。
必要な時間をくれないし、失敗を許してくれないのだ。

彼は私の前にいつも高いハードルを置く。
それをクリアするのは当然だとみなされ、
コケたらとことん侮辱する。

そのハードルは、どんどん高くなっていくけど、
私はいつも完璧に跳ぶことを強制されていた。


ー今日の教訓ー
他人のルールで生きることほど、苦しいことはない

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