ベルリンは晴れているか
先日、おすすめしていただいた「ベルリンは晴れているか」を読了しました
ある日突然自分の存在のルーツが罪になるのだと排斥され、それが今生きる自分の命さえ奪われる
産まれるために必要な遺伝子のせいで尊厳も命も奪われるのです
戦争の経験をしていない、私には
悲惨さの凄惨さもそして塵のように散っていく命たちも知りません
地獄に生き残ってしまったと、そう考えるかもしれない
歴史の授業で、そうだったのか、と認知しているにすぎません
再び戦争が起きるかもしれないということを私たちは考えていないと思います
現に、ウクライナとロシアが戦争はじまり未だに続いているのに
無自覚な無慈悲さ
鈍感な残酷さ
そんなものをもちあわせています
天気は晴れることもあるでしょう
けれど、人々の心が晴れることを祈ります
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