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パンダで思う、来年の個展のこと。

このパンダは娘が生まれた時にその傍らに飾り始めたけれど、未だにこれを見て「きら〜い、こわ〜い」と言う。笑
自信作だったんだけどな〜。
1mくらいのサイズの大作で分厚い板に描いたから、重くて危なくて長い釘で絵の上から壁まで貫通させて止めちゃった。安全第一だから。

このパンダを描いた発端は、銀座の老舗ギャラリーのGarreryYamaneさんの二代目御曹司が、パンダを現代アートで発表していこう!と二人で鼻息荒く制作し、その二代目さんが独立した湾岸ギャラリーと言うギャラリーで発表した。しかしまあ一枚も売れず、それほど日の目を見ずに、フェイドアウト。

大好きなリキテックスのソフトシリーズでそーっと下図をなぞりながら色をつけていく。その作業ができればもはや図は何でもいいのではないかというくらい塗り絵が好き。でもパンダも好き。

来年の個展を決めてから、好きな絵を描こう!だって自分の個展だから。
仕事も何も関係ないぜ。なんて鼻息巻いているものの、好きに自由に。というのもなかなかの曲者。好きなことだから欲ばったり、厳しくなったり、余計考えてしまう。考えすぎはいいことあんまりないのはわかっているけれど、でもそんなことも含め、自分はこの個展はリハビリ。と位置付けて挑戦している。好きな仕事をしているんだし、好きに描くのってどんな知名度を獲るより、お金を獲るより大事なこと。そう思いながら。

とはいえ、こう描けばお金が稼げるかな。なんて思いはなかなか抜けないけどね。

ではまたね。

イラストレーターと塗装店勤務と二足のわらじ+気ままな執筆をしております。サポート頂けたものは全て大事に制作へと注ぎます!