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自分を悦ばせるものだけを選びたいさ -5匹目

もう身体は成長しないということについて思いを馳せたこと、あまりなかったな。よく食べるので背も体重もいつも人生最高値。背も⁉︎そうなの。たまに伸びてるので驚きます。体重はたまに闇落ちしたとき、落ちてるとおもうけど闇落ちすると体重も測らないのさ。

くみこちゃん、彗星の如く現れた1本目で「hattrick=3発」の説明をし、2本目のタイトルが「4発目」と、コンスタントにこなしているのが良いね「#セックス」も律儀につけていて固定ファンがついちゃいそうじゃないか。いつのまに花火を見たんだい。羨ましいな。

さぁ、先日は嫌いな女(私の恋人にネット上でリプライを送る)話をしたわけですけど今日は好きな女性の話をします。ついに会ってしまった。一生会えなくたって、その言葉を、活字を追っているだけで強くなれると思っていたひとりの女性。

セックスを「エッチ」と言う女の媚態を一蹴するけれど、23歳で子どもを餓死させてしまった弱き女の子のこれからの人生に思いを馳せ、悲しさと愛を混ぜた小説へと、再構築してくれる人。女たちの、たまたまヒールが排水溝にはまってしまうような失敗や、いまいる場所から逃れるためにしょうもない男の手にひかれてしまうような愚かさを救ってくれる人。

山田詠美さんのトークイベントに行ってきました。ホストは中川淳一郎さん。そろそろネットを引退しちゃうんだよね。まったくネットに生息してない詠美さん、中川さんの新刊を必ず買っているそう。

「クラブでいい男を見つけたら遠くから見てもわかるでしょう。地味だけど、この男きっと私を悦ばせるわ」

本屋で中川さんの『縁の切り方』(小学館)を見つけたときのことを詠美さんは振り返ります。でも別にその男がつまんなくたっていいじゃない、と続けた詠美さんですが、ただただ彼女の「悦び」の嗅覚は間違っていなかったわけです。

大崎のTUTAYAで、セルフレジに大奮闘して手に入れた「私を悦ばせてくれそうな本(おとこ)」は、私を快楽の「同士」としてくれるのでしょうか?

#エッセイ #山田詠美 #私を悦ばせて #夏の思い出

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