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本を読んだあとの感覚

本を読んだ後は頭の中に言葉が溢れる感覚になる

でもこれはさっきまで読んでた本の言葉で、

自分の言葉なんてないのかも。

だから溢れる感覚と何もない感覚が両方くる、不思議。



今日そんな感覚にさせられたのが

『凪に溺れる』 / 青羽 悠

これを読んで「私だってずっと何者かになりたいのに」と叫びたくなった



ずっと0から1を生み出せる人に心の底から憧れがある。

子供のころから自由に何かをつくるとき、描くとき、
何も浮かんでこなくて図工とか美術の時間が苦手だった。

大学入学時、何かを変えたくてジャズ研究会に入った。

そこは楽譜のないアドリブの世界。
6年間吹奏楽部でとにかく合わせる、はみ出さないを叩き込んでいた私には
自分で生み出す音楽が苦しくて数ヶ月で諦めた。



自分は決められてるもの、正解があるものをこなすことしかできない人間だと思い知ってきた。

自分にはセンスがないとわかっているからこそやらなくなったし
それを外に出すなんて恥ずかしいと思ってる

それでもまたやってみようって気持ちになるのは
心の底からの憧れだから


このnoteもほぼ日記みたいなものだし
言葉を生み出すという表現すらおこがましいものだけど
それでもこの場所は私にとって初めての
自分の言葉を世に生み出せる場所だななんて


十太みたいな才能に嫉妬して、憧れたまま
で終わりたくないな


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