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夢を持つことはいつから恥ずかしくなっちゃったんだろう。

「なんでわざわざ名古屋から上京してきたの?」と、よく聞かれる。


転職で〜と言えば、なんの仕事からなんの仕事になったの?と話は進んでいく。嘘をつく必要もないので、コピーライターになるために上京してきたと正直に話す。


その時の反応としては、"夢があってしかも叶えられるなんてすごいね派"と、"夢とかくだんねぇな派"が半分ずついる。(あくまで私の体感として)


自分でも思う。25歳にもなって夢を追いかけて上京しました!なんて漫画じゃあるまいし、と。

でも事実だから仕方ない。


面と向かって「夢とか正直どうでもいい。わざわざそこまでする理由がわかんないわ。」とはっきり言われたりもする。飲みの席ってこともあるだろうけど。


上京するまで友達に「コピーライターになりたい!」と正直話したことなんてなかった。今でもあまり話したくない、夢を持つことって恥ずかしいと正直思ってしまう。


意識高い系という言葉が大学で流行ったし。私も正直使ってた。よくなかったなと、今頃になって反省する。



夢があるだけですごい、それを実現しようとする人はもっとすごい。社会人になったから言えること。


でもそれと反対に、「夢を叶えに東京にきました!」と事実を言うのが恥ずかしいと思っている自分もいる。


そんな時、夢を持つことはいつから恥ずかしくなっちゃったんだろうって考える。


子供の頃は当たり前に夢があって、今よりもっと抽象的でどでかい夢で、それでも別に恥ずかしくなんてなかったはずなのに。



夢を持つ人を社会全体であざ笑うようになったのは、いつからだろう。


令和は"夢を持つことはかっこいい"と心から思える社会に変わるといいな。自戒も込めて。