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社会人2年目で未経験からコピーライターになるまで〜就活編〜

就職に強い大学

っていうのが、私の通っていた大学の謳い文句だったんですけど。

3年後期に「コピーライターになりたい。」と進路の必須面談で伝えたら、「コピーライターって何それ?広告?うちの大学から広告業界なんて行く(行ける)人いないよ〜無理だよ〜。」と、予想通りの反応。

あとは、ゼミのOB訪問で地元の広告代理店で働いている人と話した時も、「コピーライターって何?何で知ったか知らないけど、そんなので飯食ってる人いないから。」と苦笑いされ。

そんなこと言われ、ひたすら愛想笑いで1時間終えました。あの人が本当に広告代理店で働いていたのかは、今だに謎です…。


こんな感じで、進路は全然アテにしてませんでした。

決め事

就活がはじめる前に決めていたことは、

1.広告関係には絶対入る
2.就活浪人しない
3.最初は職種・地域関係なく受ける
4.ひとつ内定が出たらコピーライターに絞る

この4つ。

コピーライター養成講座に通って、異業種からの転職の大変さは周りを見て知り、何が何でも広告に関係する会社に入ることは絶対条件でした。


あとは、大学まで出してもらったのに、コピーライターになれなかったら就職浪人しますなんて両親に口が裂けても言えない…。

ので、最初はとにかく営業でもなんでも、広告関連の会社受けようというスタンスで就活をスタートさせます。


就活解禁

2017卒は3/1にサイトが解禁だったんですけど、その前からちょいちょいESは出してました。

面接は場慣れだ!と、2月くらいから広告っぽい会社にとりあえずエントリーしてました。数はまったく覚えてません。

それ以外の広告会社は、まず宣伝会議の講師の会社、そのあとコピー年鑑や宣伝会議の雑誌に載っている会社を片っ端から検索して、新卒を募集しているかを探していました。


そんな感じで行きたいか行きたくないかは別として、ES送って通ったら面接を受けまくる日々…。

最初は本当に全然うまく返せなかったり自信なかったけど、面接を受けまくったお陰で3ヶ月後の本命の面接が始まるくらいには、面接がこわくなくなりました。

今考えてもすごい…2年後の転職の面接なんて、緊張と不安で吐きそうだったのに。

就活の面接の質問は大体一緒だし、変な質問してくるところもほとんどなく。あっても返せるレベル。でも何聞かれるんだろうなっていうシュミレーションは大体してました。


「あなたを色に例えると?」とか「おでんの具に例えると?」みたいな、変な質問も宣伝会議の先輩が実際に聞かれたよと教えてくれてたので、一応用意してました。

ちなみに、おでんの具の質問は1回聞かれて、「大根」と答えました。


ポートフォリオ

ポートフォリオは、指定されてなくても出した方がいいなと個人的に思っていたので、受賞歴とかはないけど講座の課題や公募の1次通ったコピーをまとめた冊子をESと一緒に送りつけてました。

ESだけだと埋もれちゃうし、出したら記憶に残るかなという気持ちと、あの時出せばよかったな〜という後悔だけはしたくなかったので。


これは会社の方針や考え方によると思うのですが。

ある会社の人には、「指定しないのに送ってくるなんて、傲慢だ。」みたいなことを言われ。

また、別の会社の人には、「ポートフォリオ見て、お話ししたいと思いました。」と言われることもありました。


実際に内定もらった会社も、「コピーのポートフォリオが送られてきたのが初めてで、あれはよかったよ。」言ってくれていたので、会社によるなあと思います。


おわりに

その後も紆余曲折あって、6月に印刷会社のデザイナーの内定をもらい。

そこから就活はコピーライターの一本化したけど、上手くいかず。新卒でコピーライターになることはできませんでした。


まあまあ(かなり)落ち込んだけど、制作の仕事ができるし頑張ろう!という気持ちに切り替えて就活は終えました。精一杯やってたので、後悔はないです。


以前も書きましたが、私はコピーライターになりたかったので、総合職で募集していた会社は、ほぼ候補に入れていませんでした。

新卒でコピーライターになれなかったけれど、その選択に関しても後悔ありません。


職種なのか、待遇なのか、地域なのか。いろんな譲れないことがあって、結局何を取るかを決めきることが一番重要だと思います。

その場合、私は職種だっただけで、その選択が絶対正しいと押し付けるつもりはないです。


今回の就活記については、就活も10人いれば10通りあるので、もし学生の方がいれば「ふ〜ん。こんな人もいるんだね。」と参考程度に、読んでもらえたらうれしいです。

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