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渡る世間に鬼はいない。

"東京の人は冷たい"というイメージが、上京する前はどうしてもあった。いつからか、メディアのせいなのかもわからないけど、なぜかそういう気持ちでいた。


こっちに来てから半年くらいは、家と会社の往復だけの毎日の生活に精一杯で何も考えられなかった。


半年経って、会社の人としか喋ってないのやばいなと思い始めて近所の居酒屋さんにふらっと行って見たら初めてなのにすごく暖かくて。


その日から行くたびにオーナーは「しおりちゃーん!」って、たまに行くと「おかえりー!」って言ってくれて。第二の家みたいな感じの存在。


常連さんたちもいつも話してくれて、来たばっかりで友達がいないって話したら近所の行事に色々誘ってくれて。


きっと名古屋にいたら、1人で居酒屋なんて行かないし、遊びたかったら普通に友達を誘ってる。


新しい環境で大人になって友達ができるか不安だったけど、東京の暖かい人たちのおかげで毎日楽しい。


今日もお祭りに行って来て、夜はお店を貸し切って打ち上げ。



東京は冷たくて、無機質で、人との繋がりなんてないんだろうなと思っていた。でも全然ちがいました。


地元のみんなに友達できたって話すと、「そんなにコミュ力高かった…?」と驚かれるけど、確実に周りのみんなに恵まれている。


まさに、渡る世間に鬼はない。今日も朝まで飲むぞー。