見出し画像

★30新たな敵 「新型ブニヤウイルス」

こんにちわ!宇海です。
中国から新型コロナウイルスに次いで新たなウイルスが確認され現在どんどん感染が広がっているそうです。現在中国の江蘇省など多くの都市で感染が確認されており、現在の死者は7人で60人以上が感染しているそうです。致死率は10%を超えてますね。

そんな新しいウイルスは「ブニヤウイルス」と呼ばれています。この新型ブニヤウイルスは感染するとどうなるのか、元々のブニヤウイルスについても説明していきます。

新型ブニヤウイルスの症状

現在わかっている情報は少なく、今後どんどん分かってくると思いますが現時点で判明していることを説明すると、

①咳、のどの痛み
②発熱
③倦怠感(だるさ)
④白血球の減少
⑤体内の出血

以上です。

まず押さえておいてほしいポイントは、ウイルスのどれにも当てはまりますが、最初は喉の上気道と呼ばれる部分に症状が現れます。新型コロナウイルスと同様、飛沫感染や空気感染の場合に口や鼻からウイルスを体内にいれてしまうことで、最初にウイルスは喉に感染します。そのため咳が起きやすくなります。

ただこの後ウイルスが根城にする場所が違っています。新型コロナウイルスは主に肺や下気道に潜伏し猛威を奮いましたね。これは元々のコロナウイルスが肺炎を引き起こすウイルスだからですね。

今回の新型ブニヤウイルスは体内で出血が起こるようです。この症状を出血熱といいます。出血熱は致死率80~90%でお馴染みのエボラ出血熱が有名ですが、感染者数の割に致死率が低いのでエボラ出血熱の仲間では無いように思えますよね。

これに対して新型ブニヤウイルスは何なのか解明していきます。

元々のブニヤウイルスから推測してみる

はい、ではブニヤウイルスについて調べてみました。

ブニヤウイルスは
エリオウイルス網
ブニヤウイルス目

という分類までは分かっています。あとはどの所属になるかで症状が変わりますね。

ハンタウイルス科に感染すると

腎症候性出血熱やハンタウイルス肺症候群になり、発熱や倦怠感の他に腎臓から出血したり、呼吸困難になります。

ペリブニヤウイルス科に感染すると

熱性疾患(発熱など)や脳炎になりやすく、
脳炎になるに発熱の他に意識障害やけいれんが起きます。後遺症になる確率が高く、寝たきりになったり記憶喪失(健忘)、脳性マヒになることもあります。
今回のは多分これではないと思います。

ナイロウイルス科に感染すると

クリミア・コンゴ出血熱に感染します。致死率は20%です。
症状は発熱や頭痛、関節痛から始まり、数日以内に体の至るところから内出血が起こる。特に歯肉、鼻血、結膜(目)、血便の下痢が続きます。

フェヌイウイルス科に感染すると

フレボウイルスによって重症熱性血小板減少症候群(SFTS)になり、血小板が減少して出血熱が起きます。

一応参考にエボラウイルスについても書いておくと
エボラ出血熱のエボラウイルスは

モンイウイルス網
モノネガウイルス目
フィロウイルス科
エボラウイルス属

という分類になり、同じ出血熱の症状ですが分類が違うので全く違うウイルス感染症になります。

総括

白血球を減少させるというのは、白血球がウイルスを退治してくれるからですね。白血球は自らの命と引き換えに…という表現になってしまいますが、ウイルスを吸収して白血球は不要物として外に出されていくのです。

今回はブニヤウイルスについて解説しましたが、新型なのでまだ分からないことが多そうです。新型コロナより感染したくないですよね。見た感じ若者だから軽くなるとは到底思えないです。身体中から血が吹き出すとか背筋が凍りそうです。このまま治まってくれることを願います。

最後にニュースのリンクを貼っておきます。
Yahoo!ニュースです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ecd54fb17f1c44edc44d8401d7a775fa95b1992e

記事が良ければ是非サポートをお願いします。大学院生はバイトする時間が無いのでいつも貧乏ですが、他人のために身を削ることは私の生きがいです。お気持ちを頂ければ私の癒しと継続力になります。