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投資#112 読書欲求の中核


書籍の情報



タイトル:戦略読書日記
著者:楠木 建
出版社:株式会社プレジデント社
発行日:2013年9月30日

書籍の要約

ロング・インタビュー 僕の読書スタイル

  • 手軽さでいえば、最強なのは読書。空想となると、本もいらない。PCもタブレットもスマホも電源も何もいらない。いつでもどこでもできる。しかもコストゼロ。完全に頭一つだけ。あとは時間さえあればいい。日常性とか利便性という意味で言うと、読書は空想の次に強力。

  • 新幹線の中とか飛行機の中、人を待っているとき、一人で食事するときは読書に最高の場所と時間。読みたい本があるときの出張だと移動がまったく苦にならない。待つのはイライラするという人がいますけど、本さえあればいくらでも待てる。本を読みながら食べるのは、行儀は悪いけど最高のひととき。

  • 読書に疲れると読書する。で、さらに疲れるとまた読書。で疲れが取れるとまた読書。

  • 本を読むと、わりと現実世界に取り入れたくなる。たとえば、ジェフリーアーチャーの『獄中記』三部作。アーチャーは二〇〇一年から二年間収監されている。彼は二時間ぐらい書いて二時間ほかのことをする、このワンセットを繰り返すというスタイルで仕事をしていたらしい。で、獄中でもこのルーティンを続ける。なるほどなと思ってさっそくとり取り入れてみるとこれが実にいい。アーチャーと自分を比べるのもちょっとアレですが、書く仕事のときは二時間一セットでやるようにしている。

  • 「ああ、アタマ動かしたい!」となり、本を読む。対象は何でもよいが、アタマを動かして、自分なりのロジックで「なるほど、ようするにこういうことか」と手前勝手に納得できると、スカッとする。スポーツで体を動かしてスカッとしたいというのも、読書でアタマを動かしてスカッとしたいというのも根っこは同じ本能的なものなのかなと思う。

  • そういう行動をとっている人たちの論理を内在的に理解したかった。「何をやっているの?」「何を考えているの?」じゃなくて、「なんでそう考えるの?」というほうです。知識を増やしたいっていうんじゃなくて、論理にふれたい。それが読書欲求の中核にある。それはもう動物的な欲求に近い。「わかっちゃいるけどやめられない」とあるが、パチンコや賭け事とか、スポーツだったらランナーズハイとか、ようするに本能的に気持ちいいという感覚。それが僕にとっては読書なんです。

感想


自称、本好きなので、ほかの方が
どんな感じで本好きなのか?
というのには興味があります。

職業柄、要約を比較的することが多く、
本を読むときは、著者のキーメッセージ
はなんだろうなんて考えながら
読むのが好きです。

読書する場所や時間は、なるほど
そうですよねと思います。

読書に疲れると読書する。
で、さらに疲れるとまた読書。
で疲れが取れるとまた読書。

つまりは読書ばかりしているのですが、
その境地には遠く及びません・・・。

また、脱帽って感じでした。

本を読むと、わりと現実世界に
取り入れたくなることがあるのは
事実で、私も。

書く仕事のときは二時間一セット
ですと言いたい(笑)

「ああ、アタマ動かしたい!」となり、
本を読むとあり、そういう目的で、
本読むんですか!?って思いました。

そしてスカッとすることを求めて
いるのですよね。

自分なりのロジックで
「なるほど、ようするにこういうことか」
と手前勝手に納得できると、スカッとする。

腑に落ちるというやつでしょうか、
合点がいくともいえそうです。

確かに、ほかの日人の論理を理解できると、
そういう考え方もあるなと、
思うことがありますが、
スカッとなることはないかな・・・。

きっと、頭の中のプログラムが
根本的に違うのでしょう。

それとも難しい本を読んでいないから?
興味関心が違うところにあるからかも
しれません。

私は考え方を知って、
世界を広げることに興味関心が
あるのかもしれません。

著者は、
論理に触れてスカッとする。

まとめ

著者の読書欲求は、論理に触れてスカッとすることにある。


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