こちらもお読みください
コメントで指摘をもらいました。
一部正確でない記載があるようです。
平成5年年次経済報告も参照ください。
書籍の情報
タイトル:99%の国民が泣きを見る アベノミクスで貧乏くじを引かないたった一つの方法
著者:増田 悦佐
出版社:マガジンハウス
発行日:2014年1月31日
書籍の抜粋
感想
抜粋した理由
こう投げかけられると、
この意見は本当だろうか?
と気になります。
見事にフックに引っかかって
いますね。
バブルは主に不動産バブルと
株式バブルと2つと思います。
個人は住宅ローン組んで、
不動産を1使えるかどうか、
そして、株式に関しては、
今のように電子取引でなく、
受話器に線のついた電話で、
証券マンが仲介していた
時代ですよね?
日本全体が沈むほど、
ダメージを負った国民が
いるのかというと、
1%もいなかったのでは
ないでしょうか。
この1%の人が日本の資産の
半分をもっていたら、話は
別ですけれども。
本文
―――1―――
経済学では、金融政策が効かない
ときに、財政政策を行うことが
教科書には書かれていると思います。
公共事業は、財政政策の一種だと
思うのですが、効果なかったのですね。
財政政策には、減税があるのですが、
これをやらなかったとも言えます。
消費税導入は、1989年です。
バブルがはじけた後に増税したのかと
思っていたのですが、
バブルがはじける2年前に、増税された
ようですね。バブルには何も影響なかった
のですかね?
1%の人たちに、3%の消費税が
掛かっても、のこり99%の人たちに
掛かる消費税額を比べたら微々たるもので
しょうから、期待もできませんが。
やっぱり、バブルがはじけたけど、
影響があったのは、1%の人たちで、
99%の人には関係なかったとしか
思えません。
―――2―――
ニュースを見ていて、
アメリカのFRBは、
いまバブルの対応をしていると
思います。
金融緩和政策をしているどころか、
金融引き締めをしていますよね。
バイデン政権は、人気取りのために
財政刺激策を当初していましたが、
金利がすごいことになって、しぶしぶ
追加策は取らなかったのではなかった
でしょうか。
という、著者の意見も納得かなと
思います。
―――3―――
ここで立ち止まって考えると、
今は円安が進んでいます。
内需依存型の経済大国としたら、
輸入にお金がかかるように
なりますから、
商品の値段が上がってしまいます。
商品の値段が上がると、一定の需要
がなくなります。
経済的にはよくないことが起きていますね。
一方、円高だと、輸入コストが下がり、
商品の値段が下がれば新たな需要も出て、
経済的にはよい方向に向かいそうです。
また、考えたいのは人口減少です。
人口減少は、明らかに内需が減ります。
内需依存型の経済大国としては、
円安、人口減のダブルパンチを
喰らうので良いようには思えません。
ダブルパンチを避けるためにも、
円高が望ましいとすら思います。
今は価格転嫁もしやすくなり、もの
の値段も上げやすくなっていますから、
商品の値段が上がった分、
消費が下がっても、同じような数字に
なるかもしれません。
同じような数字でも、消費量の違いが
ありますから、質的には異なるでしょう。
質の影響はないのか?とも考えます。
ものの値段が上がり、買えなくなる人も
出てくるでしょうし。
また、輸出系大企業からの税収が増えて
いますから、
つもりにつもった冒頭の国債償還にあてようとか、
新しい無駄遣いを政治家が思いつくとか、
増えた税収分、国民に還すということも
簡単ではなさそうです。
なんか迷走していますが、無理やり、
まとめます!
まとめ
ダブルパンチを避けるためにも、円高が望ましい!?