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自転車日本一周 WWOOFの旅(3箇所目:福島vol.1)

父が以前乗っていた電動ちゃりで日本一周の旅に出たUmiです。

今回は3箇所目。福島県いわき市から内陸の山の中に入っていった有機農家さんのところで3日間お世話になりました!

初日

今回のホストさんは夕方から配達があるというのでそれについてきて欲しいらしく15時までに到着して欲しいとの事。2箇所目の茨城県常陸太田市を十分な時間をもって朝7時半に出発。出発時は雨だったので初めて雨合羽を着て走り始めました。

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目的地までの距離は約80キロ。時間的には十分すぎるほどですが、今日は私のオンラインエクササイズクラスの日なので8:30から1時間と9:30から30分フォームローラーで筋膜リリースのクラスがあるので、15キロ走ったところで近くに公園でもないかと探したところ木が何本かある公園を発見!ギリギリ時間に間に合いました!

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参加者の皆さんも毎回私がどこからクラスを行うのか楽しみにしてくれていますw すぐ近くに小?中?学校があり、私のクラスが終わった頃、学生も授業の休憩時間なのか窓から私のことを見つけたようで、なんか変な奴がいると思ったのか何か叫んでいますがよく聞こえず、特に対応はせず片付けをして再び漕ぎ出しました。

山の中にあると聞いていたので残り20キロは山道であると予想をし、バッテリーはあまり使わず残しておきました。山に入ってからは景色が非常に綺麗なので途中止まりながら写真も撮ったり。上りばかりなのでスピードが出ず、余裕をもって出たのに、予定の15時に近づいてきてしまいました。

ようやく待ち合わせ場所である佐藤商店へ着き電話をかけたのが15時ちょうど‼️電話口からそこから100メートルほど上がったところに家があるので家の前に出て待っていますと言われたのでそのまま進んでみる。

100メーターを超え、300メールくらい進んでも家の前に出てきている人は見つけられず、その代わり鎖で繋がれたデカくて凶暴な番犬にはめちゃくちゃ吠えられました。

この先にはもう民家がなくなってきたので、見過ごしたかなと思い引き返しながら誰か家の前に人がいないか見ながら戻るもまたいるのは例の番犬のみ。もう一度電話をかけてみても出ない。

佐藤商店(営業してない)の前にいた老夫婦にホストの名前である佐藤〇〇さんを知っているか聞いてみるも、「〇〇なら苗字は松本だよ!でも元々は佐藤だったんだ。婿養子になったんだ。この辺は佐藤の苗字ばっかりだよ!」と福島弁で言われました。

その老夫婦が指差す100メートルほど戻ったところに行ってみると確かに松本と佐藤の二つの表札。でも人は誰も立っていません。

もう一度電話をかけると今度は出てくれました。家の前にいますと伝えると、どうも違うらしい。なんと同じ村の中に佐藤商店が他にも!グーグルで検索したらそこしか出なかったからそこに違いないと勝手に考えていましたが、まさかもう一件あるとはw

聞くと3キロほど行き過ぎてる。村なのにでかいな!せっかく苦労して上ってきたのに。。 でも戻る際は下りだったのでイヤッホーと颯爽に下っていたところでホストが軽トラで途中まで来てくれました。そのまま先導してくれ家まで行きましたが、家はまた上った先にあり、また上り。ようやく着いて荷物を下ろしすぐに配達へ。

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先代がずっとそうしてきたからと野菜を町まで売りに行ったり家まで届けたりしているそう。行った先々でホストが私をお客さんに紹介するので楽しくお喋りをしたり、おまんじゅうや色々なお裾分けなどをもらったり、かなり楽しめましたw

10軒ほど回ってようやく終了。すでに20時近く。配達帰りにホストお勧めのラーメン屋へ寄って夕食。野菜生活から久々の豚骨ラーメン+チャーハン!美味しかった❣️

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配達中に車の中でホストともお互いのことを話したりして理解を深めました。彼は20代前半に青年海外協力隊にも志願していたのですが受からなかったそう。こんなに意欲がある人が受からないとは不思議です🤔 彼は次男で以前はサラリーマンだったけど勤務先近くにあったアジア学院に出会いこれからは農業が大事だと31歳で戻ってきて農業を始めたそう。

そのまま町にある公共の無料足湯にも連れて行ってくれて、対話を深めました。

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というところで今回はこの辺にして残りはvol.2にします。

一緒に旅を充実させませんか?